FC2ブログ
10« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»12

--

--/--

--.

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted on --:-- [edit]

category: スポンサー広告

trackback: --     comment: --

Page top△

2015

11/19

Thu.

2015関西大学Aリーグ 

■関西大学Aリーグ2015

Dサポートネットワークにいらっしゃいませ
http://d-support-network.net/

同志社ラグビーファンページにもいらっしゃいまほ


12月に入り、同志社は関西リーグを決着する天理大学戦、そして13日からの大学選手権を残すだけとなりましたので、ここまでの同志社の歩みを振り返り、妄想を混ぜながら今後を展望してみたいと思います。



今のスタイルに取り組み始めて5年目、同志社はようやく関西リーグで、やりたい攻撃の形を出せるようになりました。

第5節までのデータによると、今季の同志社を考える上では象徴的だと思うのですが、関西リーグのトライ・ランキング上位に誰も顔を出していません。末永君、田渕君、宮島君、松井君、垣内君辺りにトライが集中していた昨季に対し、今季は16名が顔を出し、③⑨⑪を除く全ポジションでまんべんなく取っています。

偶然そうなっているのではありません。ラインのどこからでもトライを取る形を志向した同志社が、実戦でその形を作ったことをこのデータは示しています。これは少なくとも、この3年間ではなかったことで、もしかすればスタイル導入後、初めてのことかも知れません。


9月初旬の慶応定期戦でも出していたように思いましたが、このゲームの慶応はディフェンスに強さもしつこさも欠けており、同志社の10トライはあまり参考にはなりませんでした。1週間後に公式戦(筑波戦)を控えていることが、慶応には影響したように想像します。

その3週間後、関西リーグ緒戦で同志社は近畿大学に敗れ、世の同志社ファンの幻滅を誘いました。この幻滅の深さはなかなかのもので、心を折りかけた人の数は少なくなかったやに聞きます。春から期待を高め続けてきた分、反動が大きいのは人情としてよく分かります。

敢えて選手をフォローするとすれば、前戦で対抗戦中位の慶応を相手にして、通用する部分と難しい部分の整理、課題の抽出ができなかったこと、また、厳しいゲームをその後に経験していないことが気の毒だったかも知れません。もちろん、何の慰めにもなりませんが・・・。

同志社の高速展開がしつこいディフェンスに絡まれ続けて「高速」を失い、それが徐々にチームの規律を蝕み、最後の最後で規律が崩れ、チームの一体感を喪失した。簡単に言えば、それがこの近大戦でした。

相手のあるスポーツなので、そのプレー、ラグビーを確かめながらゲームを進めるのは当然でしょう。この日の近大はまさにそうでした。しつこいディフェンスと喜連君を軸とした優れたキックを武器に、我武者羅にスタイルにこだわる同志社の足元をすくって勝利したイメージです。


第1節の近大戦の失敗を受けて、第2節の関西大学戦から第5節の京都産業大学戦を戦う中で、同志社は徐々に「やりたいラグビー」を孵化させました。ここ数年とは異なり、今季温めてきた卵をしっかり孵し、同志社はファンの期待があながち幻でないことを証明したように思います。

関大戦では前半最後のスクラム戦で相手FWを消耗させ、後半はテンポアップしました。FWが少しずつ前に出て⑩渡辺君にスペースを与え、彼のパス、ラン、キックの秀逸な選択で関大ディフェンスを壊しました。

余談ですが、この試合では久しぶりに松井君が⑭で復帰しました。彼はボールを持てばもちろん、持っていなくても関大ディフェンスを混乱させていたように思います。おそらく、関西では未体験のスピードとスキルなのでしょうね。見せ付けられたディフェンダーが混乱するのも仕方ないと想像します。

関大は好チームですね。きちんと形を持っていて、このまま継続してフィジカルとフィットネスをアップし続ければ、関西制覇も遠くないように思います。第5節の時点で「来季の大学選手権も夢ではない」と思っていたのですが、甘いかったです。今季早くも進出しちゃいました。おめでとうございます。



第3節の立命館大学戦は仕事で京都まで足を伸ばせませんでした。観戦仲間が前半の苦戦の様子と後半の3連続トライでは「春の同志社を思い出した」ことを教えてくださいました。ここしばらくの立命は、フィジカルと近場のディフェンスの固さを伝統にしつつあります。前半、同志社は相手の強いところを凌ぎ、後半はテンポアップできたようなので、チーム造りには貢献度の高いゲームになっただろうと思います。


第4節の摂南大学戦では4トライ取られましたが、シーズン半ばのこの時期を考えると、内容的には攻防とも同志社の完勝と言っていいと思いました。摂南は縦のチームです。⑧トプイ君、⑬サミソニ君を起点にして、オフロードパスを織り交ぜながらゴールラインまで最短距離でボールを運びます。様々な工夫を凝らしながらディフェンスラインに穴を開けるのが一般的なところ、摂南はラインを爆破して大穴に開ける楽しいチームです。

この日は京都に行けませんでしたが、自宅の近くで行われた摂南-天理戦は観戦しました。分かっていても、天理は何度もトプイ君たちの突破を許していました。横の動きが弱いため摂南のディフェンスは外に不安があり、フィットネスも不足気味です。接戦だったこの試合ですが、後半20分以降は天理が一方的に差をつけました。

同志社にとってはおそらく、実は関西リーグで一番組みし易い相手だったかも知れません。きちんとディフェンスの外を突き、9トライを上げました。なお、このゲームで評価すべきはディフェンスだったと思います。トプイ君とサミソニ君をきっちり抑え、摂南のスタイルである縦を完璧に封じました。ゴール前の淡泊さで4トライ取られていますが、それらはラインを爆破されたものではなく、自陣反則後のラインアウトがその起点でした。



第5節の京都産業大学戦は両チームが持ち味を発揮するゲームとなりました。開幕当初はイマイチだった京産大のディフェンスですが、第2節の立命戦ではしつこさで「らしさ」を見せ、第4節の近大戦ではスクラムに強さを見せ始めていました。

同志社はとにかく、ディフェンスを少しでも下がらせながら攻撃テンポを出せるかどうかです。しつこいディフェンスに絡まれたり、悪天候でテンポが出せなければ、⑩高原君のプレースキックで接戦を制されることもあるかな?と戦前は思いました。これまでの京産大戦で繰り返されてきたことのデジャブです。

結局、同志社は相手のしつこさを上回るテンポを出し、⑩渡辺君がもらったスペースを自在な判断で活かし、6トライを生みました。一方、京産大は優勢なスクラムとモール、特にモールを軸に⑩高原君のPGを絡めつつ、冷静な試合運びで対抗しました。最後は同志社の得点が上回りましたが、悪天候なら勝敗はどちらに転んだかな?と考えさせられるに十分な京産大のモールでした。

余談ですが、スタンドから京産大のモール攻撃に「これしかない、これしかない」の声が飛びました。「これしかないから、怖くない」程度の軽口かと思いますが、私にはそうは思えなくて「これがある!やろ」と思いました。

勝利を目的に、チーム状況の分析から導かれるのがラグビースタイルです。どんなスタイルでも所詮はツールであって、フィジカルで圧倒される相手にかかれば使い物になりません。つまり、この状態が「これしかない」ですが、同志社に対しての京産大のモールは間違いなく「これがある」でした。より強い相手に対して、「これしかない」ではなく「これがある!」とできるよう、チームは練習という努力を重ねるんですね。そういう意味ではこのゲーム、両チームとも「これがある」を出し合った面白いゲームだったと思います。


第6節の関西学院戦は悪天候下のゲームでした。今季の関学は近年とは異なり、速いBK展開の形を目指してきました。ところが、さほど強くないFWがしかも速い展開を意識するからでしょうか、ディフェンスに食い込んでラインを下げることができず、ボールは動かすものの前に出られない状況に陥っていたように思います。また、その前に出ないFWの弊害はディフェンスへの影響が深刻だったかも知れません。

第5節を終えてからの2週間、関学が何も変わっていなければ同志社の順当勝ちだと思っていました。ところが、関学はスタイルをがらりと変え、原点回帰してきました。悪天候だからそうしたのか、それとも路線変更が既定だったところにたまたま悪天候が重なったのかは分かりません。当日の関学FWの出来と前戦から2週間あったことを考えると、変更した路線をしっかり2週間、鍛えてきたように感じます。

同志社の場合、あの条件下ではどうしても得点力は落ちますね。そんな中でも、アグレッシブに動いていましたし、取ったトライは内容が良かったと思います。後半に入って関学はさらにやることを絞り、同志社を追い詰めるところまで持って行きました。テレビから伝わる関学FWの頑張りに、「こんなことできるんや」と感心しました。おそらく、同志社にとって関学の原点回帰は想定外ではなかったかと思うのですが、関学の勢いを受けながらも凌ぎ切ったことは収穫ですし、悪条件下でボールを動かすことの難しさを実戦経験できたのも収穫だったと思います。



第7節、12月5日ははいよいよ関西リーグ最終戦です。昨季、大した根拠もなく優勝候補と目された天理と同志社ですが、奇しくも今年こそは本当の優勝決定戦になりました。

天理は第1節で関大に追い詰められたものの、その後は順調にチーム力を積み上げてきました。一方の同志社も緒戦の失敗はあったものの、以降は徐々にチームを形にしてきました。どちらが勝つかは分かりませんが、両チームのディフェンスとフィットネスを考えると、一方的なゲームになる確率は低そうです。もしそうなると、中身の濃いゲームが期待できるわけで、両チームとも、大学選手権へのステップアップにつながれば好いと思います。


同志社からすると最大のポイントはディフェンスで、オフェンスではセットプレーに尽きると思います。言うまでもなく、天理は留学生頼みのチームではありません。全員の意思統一がしっかりしていて、彼らの競技能力がプラス・アルファのアクセントになっています。彼らの個人技が他のメンバーの力を引き出し、他のメンバーの力が彼らの個人技を引き出す、非常に好い関係ができています。

セットプレーからのストラクチャーな攻撃では⑧ファウルア(マキシ)君からのオプションと、⑬モセセ(トンガ)君または⑬ジョシュア(ケレビ)君を軸に⑫金丸君を絡めたオプションが危険です。特にモセセ-金丸、ジョシュア-金丸コンビは非常に危険で、ここで何度もラインを破られるようだと勝率はグッと下がります。

ただ、直近の京産大戦では金丸君がメンバーに入りませんでした。2週間後の同志社戦でメンバーに入るのかどうか、どんなメンバーになるか気になりますが、両チームとも、できればベストメンバーが揃ってほしいと思います。なお、モセセ君は強さ、ジョシュア君は懐の深さ+瞬発力と、持ち味によってプレースタイルも異なります。ジョシュア君には絶対にスペースを与えてはいけません。


天理のオフェンスで優れていること、それはどんな場合でもチャンス時に意思統一がなされることです。おそらく、ここが最もこだわって鍛えられてきた部分で、その成果はディフェンスのターンオーバーからオフェンスへの切り替えの場面、防→攻の切り替えで発揮されます。

普通、攻防の切り替えの場面は「アンストラクチャー」と表現されます。確かに同志社であれば文字通りunstructured状態で、個人の判断が瞬時に全体に共有され、大チャンスにつながることはあまりありません。ところが、天理の場合はこの瞬時のアンストラクチャー状態に全員が反応し、一気にトライや大チャンスにまで継続することがよくあります。

変な言い方かも知れませんが、本来はアンストラクチャーといわれるこの状況、天理はそれをこだわりの練習によって、「ウチ的にはストラクチャーみたいなもんですよ」な感じに仕上げているイメージです。ですから、ラインブレイク後の決定力も同志社よりは1枚上、スキルに限れば2枚上だと思います。

関大戦では「相手のやりたい形を封じ、自分のやりたい形を出す」という意味で同志社は完勝したと思いました。ただそれでも実際は、攻防の切り替えの悪さから多くの失点をしています。攻撃している時のシステムへのこだわりが一瞬、反応の遅れを生むのでしょうか。いずれにせよ今後は絶対に許されない部分で、手始めの天理戦では1.5試合分の集中力が要求されると思います。


また、摂南戦でも内容的に完勝しながら、ゴール前ディフェンスの弱さから26点を奪われました。また、京産大戦ではゴール前のモールを含めて21点奪われています。関西リーグを通して特に目立つのがこのゴール前ディフェンスの淡泊さですが、これは慶応戦からずっと抱え続けている弱点です。

春はモールにこだわっていた天理ですが、この秋はあまり強さを感じません。また、ゴール前のFW攻撃にも確かな強さはありません。それでも、もしも彼我の力関係で同志社が劣るならトライされ、当然、同志社の勝率は下がります。この2週間、同志社がどこを集中的に鍛えてきたのか。興味深いポイントだと思っています。



同志社のラインディフェンスはこの5年で最も良いですね。これまでの対戦相手より上の攻撃力を持つ天理に対して、どこまで高い規律と修正力を保てるか。正に勝敗の分水嶺はその一点だと思います。そこさえ保てれば、攻撃がどう通用するか計算できないものの、実は意外な快勝もあるんじゃないかと思っています。でも、逆に保てなければ、低い確率とはいえ、完敗もあり得るのが今の同志社だと思います。


オフェンスは関学戦でも形を出せていました。ミスのカバーリングに集中しながら、思いっ切りやってほしいですね。もしも、天理ディフェンスの絡みが強力だと手が無くなるかも知れませんが、おそらくそこまでは強くありません。ただ、これまでの相手以上にしつこく、速く、粘りがあります。同志社としてはそこでチームの規律を堅守し、信じるシステムをやり切ることです。目先は通用しようがしよまいが、規律を壊さず愚直にやり続ければ、どこかでかならず穴は開くでしょう。

そのためにはスクラム、ラインアウトのセットプレーですね。有利と思われるスクラムはグラウンド中盤ではしっかりコントロールして、22mライン内では天理FWを消耗させるくらい圧力を掛けられれば好いですね。ラインアウトは風が強まる時季ですが、同志社スタイルにとっては特に重要な攻撃起点です。ファイトしてください。



その先の大学選手権はどうでしょうか。
④山田君、⑥秦君、⑦野中君、⑧倉本君らが攻防の牽引役となり、同志社はやりたい形を孵化させました。その後、孵化した雛は関西リーグを戦う中で、グラウンドいっぱいに翼を広げる若鳥に成長した感があります。

ただ、関西とは異なり、関東方面には鳥の翼をモギに来る猟師が数多くいます。実際にモガれてしまうかも知れず、その時、同志社は何を武器に戦うのでしょうか。関西リーグから想像するに、フィットネス勝負に勝つことを目標にしているよう感じます。つまり「翼に手を触れさせるものか!」ということで、スタイルを究めるその志は素晴らしく思いますが、それでもモガれることもあるのがラグビーです。

その時、同志社は何を武器に戦うのでしょうか。もしその準備がないとするなら、表現は悪いですが、やりたいラグビースタイルと心中しようとしているように見えなくもありません。

どこにも押し勝つスクラム、ゴール前でトライをもぎ取って帰るFW、2~3トライは上げるモール、どの位置からでも決めるペナルティーゴール、ディフェンスの速いプレッシャー下でも決めるドロップゴール。今の同志社から妄想できるのはこれらでしょうか。

翼が無くても生き延びる。
全国大会ではそんな同志社が必要かと思わないでもありません。


Dサポートネットワークにいらっしゃいませ
http://d-support-network.net/

同志社ラグビーファンページにもいらっしゃいまほ



スポンサーサイト

Posted on 12:39 [edit]

category: 観戦レポート

Page top△

コメント投稿

Secret

Page top△

トラックバックURL

→http://ahobon3.blog104.fc2.com/tb.php/70-1898a268
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Page top△

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。