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2014

11/12

Wed.

2014全国高校ラグビー京都府予選準決勝(11月9日) 

■第94回全国高校ラグビー 京都府予選
11月9日(日)準決勝 同志社高校-桂高校
■宝が池球技場
■天候: 曇り一時小雨
■風: 影響なし
■結果:  D59-26K
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今年6月末にスタートしたラグビーの(学校)法人内連携。その主役の一角である同志社高校を見たくて、宝が池球技場に足を運びました。この競技場へはいつも、出町柳から下賀茂神社の境内を徒歩で抜け、洛北高校から京都ノートルダム女子大を越えて入ります。40分ばかりの散策になるわけですが、大阪市街では40分歩くと結構疲れるものが、なぜか京都だと不思議に疲れませんね。帰りは下賀茂神社脇のお店で、矢来餅を初めて買って帰りました。ささやかな、でも嬉しい土産を手にできるのも、京都市街の散策の楽しみです。

第1試合に10分遅れで球技場につくと、裏口が行け行けになっていて入場料不要でした。るあっきぃ~♪と思いながら階段を上がって見渡すと、バックスタンドは結構な数の人々でした。観客の数は大学の試合より多かったんじゃないでしょうか。バックを諦めメインを望むと、向かって右が成章の席、左が洛北の席らしく、洛北側を目指して伏見工業の部員諸君が観戦している脇に着席しました。

第1試合の成章-洛北戦はS22-0R(後半28分ではS15-0R)のロースコアでしたが、内容は成章の完勝でした。成章はディフェンスが強く、洛北は前後半を通して攻め手を見い出せない、悔しいゲームになったような気がします。

成章が奪ったトライは3トライでした。ガタイが強く、ディフェンスによく動くチームがトーナメントの戦い方を意識してるんでしょうか。内訳はラインアウト→モールが2トライ、そしてFW近場の連続攻撃中に組んだモールが1トライでした。前半は意図的にBKに展開する場面がなく、そのため後半開始早々にBK展開を見せた時は「オッ?」と思ったのですが、時間の経過と共に無理しなくなったのでしょうか、早い段階で影を潜めたように思います。


第2試合の同志社-桂戦は第1試合とまったく異なる様相でした。同志社高校の好調ぶりは耳にしていましたが、ここまで楽しい、魅力的なチームとは知らず、そうですね、前半5分辺りで新鮮な驚きを覚え、8分辺りからはワクワクさせられていました。今季、生観戦したチームの中では、大学チームを含めてベストで魅力的です。ちなみに、2番目は今のところ、春の天理と秋の近大です。

余談ですが、今季の同志社の大学チームはどんなラグビーを目指しているのか、今ひとつ見えて来ないのを気にしながら観戦しています。ここ数年の同志社展開スタイルの原点は3年前のチーム、グラウンドを端から端まで広く使い、ボールを速く、大きく動かす「やって楽しい、見て楽しい」スタイルにあると勝手に思っておりまして、今季はここまで全勝と好調なのは幸いなのですが、「見て楽しい」と思ったことは一度もありません。唯一、天理戦のディフェンスには喜びを感じましたが、ゲーム全体を楽しいとは思いませんでした。

この日はじめて拝見した、同志社高校のラグビーには本当に久し振りに観戦の楽しさを思い出させていただきました。3年前には確かにあり、その後忘れかけていた同志社展開スタイルの原点がそこにはありました。

大学チームが今季はどんなラグビーを目指しているのか。異なるスタイルを追究し始めているのか、それとも従来のスタイルを追究しながらも大学レベルでは実践できずにいるのか、否そうではなく、関西リーグでは攻撃のオプションを限っているのか。もちろんのこと、皆さんがお決めになることで答えは何でもいいんですが、自分の好みは15人の攻撃ラインが個々の判断に柔軟に対応し、それが「何をやってくるか分からない」という意味でディフェンス側の判断を一瞬遅らせ、その結果、相手よりも速く動き、速くボールを動かすラグビーです。

また、勝手な思い込みを承知の話ですが、そんなラグビーは私の好みであると同時に、同志社らしいラグビーだとも思っています。そんなことからこの日の宝が池では、「ああ、ここにも同志社ラグビーの継承者がいるんや」と知って、しみじみ嬉しかったですね。また、帰路の京阪電車の車両内では、これまで高校ラグビーを同志社の継承者に加えていなかった自分をじわじわ恥じていました。


同志社高校は初めて見るチームですし、選手個々の特徴をまったく知りませんが、FWは2列、3列がよく動きますし、2番はタテを抜くスピードがあり、9番はポイントへの寄り、球出しが速く、10番は内・外へのパスが変幻自在で、12番、13番、15番はスペースを見付ける判断力、突くスピード、立って前へ出るスキル、そしてオフロード・パスのスキルが高いです。また、FW・BK関係なくパスを出すタイミングの判断、パス・スピードが良い感じで、ラインのどこからでも相手の裏に抜けるチャンスを伺います。

また、何より、これら個々の選手間で意思統一が図られ、一体感で自分たちのラグビーをやり切る表現力が嬉しいですね。グラウンド全体を広く使って、どこからでもライン・ブレイクを狙い、このゲームでは何度も何度も成功していました。おそらく、桂高のディフェンスにもどこか問題があるはずです。ただ、別の試合、伏見工業戦のビデオを拝見しましたが、そこでも何度も成功していますので、高いレベルの攻撃力を確立しているのは間違いないところだと思います。

桂高校には前半開始早々にラインアウト→モールで1本、攻撃のリズムが出始めたところでのインターセプトで1本、後半も同様にインターセプトで1本、終了間際に全員モール的なモールで1本、合計4トライを取られました。

徹底して展開するチームですから、インターセプトのリスクは常にあると思います。2本とも素晴らしいテンポで攻撃中の出来事でした。あまりのテンポの良さに攻撃側が酔ってしまったとでもいうんでしょうか、その隙を突かれ、狙われた感じです。ただ、1本目のインターセプトでD5-14Kとされた時、まったく気にする必要はないと思いました。今のテンポを全面的に出した方が好い結果を残せると感じられたからです。

相手モールへの対応力は決して高くなさそうでした。開始早々モールで、それも簡単にやられましたので、自陣で反則するとこの形はあるなと思いました。でも、この試合に関しては、同志社にとって幸い杞憂に終わりました。自陣から相手ディフェンスラインをブレイクして、一気に敵陣に入って優位にゲームを進めていましたし、後半、若干ミスが出始めて自陣で膠着した時間帯でも、簡単にペナルティーを犯さず、粘りあるディフェンスができていたと思います。


決勝は非常に興味深いですね。片やガタイが強く、堅いディフェンスで極力リスクを抑え、固くトーナメントを勝ち上がるチーム。片や積極的な展開、ボール回しのリスクを恐れず、常にライン・ブレイクを仕掛けるチームです。一見してチーム・カラーの異なる両者ですが、果たしてどんな様相を呈するのか楽しみです。

ランとパスでボールを速く動かし、広くグラウンドを使うチームが、強いディフェンスに封じ込まれてしまうことはままあることです。ずっと以前の記憶ですが、東福岡が初優勝する少し前、準決勝まで見事なランニング・ラグビーを見せていた東福岡が、決勝では東海大仰星のパワフルでスピーディーなディフェンスに抑え込まれたことがあります。

当時の私はテレビ画面で起きたことが少なからずショッキングでして、昨日まで大空を雄飛していた鳥が地上で人間に翼をもがれている、そんな哀しい姿をイメージしました。また、当時著しい進歩を見せ始めていたディフェンス技術のアドバンテージ、新時代のラグビーの奥深さ、そして大学、特に関西の大学よりも富んだ高校チームの進取性を垣間見た気がしたものです。


同志社のオフェンスが洛北のように封じ込まれれば、やはり勝つのは難しいでしょうね。ただ、同志社の攻撃力は洛北の比ではありませんので、ゲームを通じて成章よりも速く動ける時間帯が多ければ多いほど、逆に勝機はありそうです。運動量が落ちる相手からですと、10秒でトライする力が同志社にはあります。

興味あるのは、成章がどんなラグビーを仕掛けて来るかですね。洛北戦のような低リスクの堅いラグビー、ディフェンスとFW攻撃だけのラグビーで同志社を上回れるのかどうか。成章の潜在力が洛北戦で見たままなのか、それともさらに上の総合力を秘めているのか。彼らが花園上位を目指すチームであれば、秘めているのは当然でしょう。

同志社はいずれにしてもあと先考えることなく、自分たちのラグビーを最高の舞台でやり切るしかありませんので、得点でリードするか接戦することで、成章の実像を剥き出しにしてほしいです。もし、そんな局面の作り出しに成功すれば、ゲームはもちろんさらに面白くなりますし、同志社の勝機もさらに膨らむかも知れません。

そのためにも同志社のディフェンスですね。成章の攻撃を極力反則なしで止め、ラインアウト→モールの機会を極力減らしたいです。また、同志社陣内での連続攻撃を成章がモールを組むまでに分断したいですね。

以前は同志社や上記の東福岡のラグビーを「志の高いラグビー」、成章や上記の東海大仰星のラグビーを「そうではないラグビー」と偏見を持っていました。今では、そのような態度は間違っていたと思っています。ただ、ラグビーの好みは譲れないもので、明確に私の好みは成章ではなく、同志社です。

16日の宝ヶ池、同志社高校には私の好みからも、また、同志社ラグビーの継承者という意味からも是非とも成章を凌ぎ、花園のグラウンドで大きく翼を広げて、自由に羽ばたいてほしいと思っています。


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