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2013

10/08

Tue.

2013関西大学Aリーグ立命館大学戦(9月29日) 

■関西大学Aリーグ  
9月29日(日)立命館大学戦(定期戦)
■宝が池球技場
■天候: 晴れ
■風: 前半少し風上、後半は逆
■結果:  D26-40R

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http://d-support-network.net/

今年も関西リーグ開幕、おめでとうございます。

今年で何年目でしょうか。年数回の競技場観戦を始めたのが3連覇後なので30年、開幕戦をかならず観るようになって10年です。この10年間もいろいろありましたが、30年は振り返れば長いですね。基本、期待と落胆の繰り返しで、そこをまあ懲りないというか、同じ世界の人々には共感していただけそうな、異なる世界の人々には「アホちゃう?」の秒殺を喰らうこともある歩みでした。ちなみに、この「アホちゃう?」の主はうちの奥様です。

最近は「同志社に酔い、同志社に狂う」感覚が希薄になってきました。さすがに懲り始めたのかな?と自分に問い掛けるんですが、そうじゃないですね。遠からず干支のひと廻りを迎える年齢がそうさせるようでして、1回目の人生の総ざらいも面白そうと思い始めました。すると、視点が鳥の位置になるのでしょうか。下手すりゃ孫のような歳の人々の活動についていつまでも期待や落胆もないわなと、枯れた疑問が湧いたりもします。

多くの方がそうだと思いますが、人生の半分から同志社ファンをやってきました。反省はありますがもちろん悔いはありませんし、酔わせてくれた、狂わせてくれた同志社に感謝しています。国立決勝ロスタイム、同志社9点のリード、涙でゲームを見れない。こんなシーンを家の湯船で妄想しては、溢れる涙を湯でぢゃぶぢゃぶ洗って我に返る。皆さんもご経験があるかも知れませんが、特にここ10年、私はこんな感じの度し難い酔っぱらいでした。

酔っぱらいの常として、枯れ始めることは新鮮な自分との出会いであると同時に、過去の自分との別れの寂寥感に包まれることでもありますね。fanはfanatic、狂信者、熱狂者の略ですので、狂ってこそナンボの人種です。そもそも、狂えない人間がそこに居ることの不自然さがありますし、もし居るつもりなら、それなりの居場所探しが必要かななんて思ったりします。


毎年思うことですが、グラウンドの緑に映える各校のジャージ、そして、そのジャージがボールの一点を中心にして、7000平米を超える広さを駆け回る姿は本当に美しいですね。また、それらのプレーひとつひとつにパワー、スピード、スキル、判断力、精神力、独創性など人間の肉体、精神、知性の発露が見られますので、特に開幕戦のグラウンドには優れた絵画鑑賞にも通じる感動、癒やしがあります。



第1試合の京産大-関学戦はバックスタンド中央での観戦でした。近くには京産大を激熱で応援される方がおられ、またそのよく通る関西弁から完全純情の選手愛が伝わるものですから、元々自分の中にある京産大好きが触発されまして、気分良く盛り上がってゲームを楽しませていただきました。余計な話かも知れませんが、他大学、特に京産大の皆さんの応援はネガティブなところがなく、常にポジティブな感じが好きです。

今季の京産大は出だしから好チームで乗り込んできましたね。前半こそ、出足鋭い関学ディフェンスがほとんど突破口を作らせませんでしたが、それでも京産大はボールを動かし続けていましたので、関学を消耗戦に持ち込むことには成功していました。スクラムで完勝していたことも大きかったですね。また、得点経過としては前半の2PG、特に前半終了間際、トライされた後を即スコアし返したのが良かったです。

後半早々に逆転してからは最後まで流れを離しませんでした。関学のパフォーマンスが右下がりに落ち、京産大の集中力が反比例的に増しましたので、後半の後半になりますと関学の攻撃はゲインを切れず、キックしか手がなくなりました。追い込まれてのキックですので関学の反応は鈍く、単に攻撃権を手放しているようにしか映りませんでした。関学の攻撃が完全に封じられた印象です。

関学はディフェンスの上がりの鋭さには見るべきものがあります。ただ、攻撃面の特徴が希薄で、個人が抑えられるとその先に手がない印象なのが惜しいですね。これから立て直されると思いますが、特徴のないものをどう立て直すのか。難しい課題だと想像しますが、お手並み拝見です。

今後、同志社は両者と当たりますが、関学にはディフェンス・ラインの上がりの鋭さ、京産大にはダブルで入るディフェンスのしつこさがあります。立命戦で見せたような鋭さに欠ける凡庸ディフェンスで同志社が臨むと、特に京産大には接戦に持ち込まれて、やられる危険性は十分にありますね。この日の4チームの中で一番同志社ができていなかったこと、そこを何としても90分間やり切るチームにステップアップしなければ、関西での生き残りもそうそう簡単なことではなさそうです。


第2試合の立命は強かったですね。春の惨敗を観ていないので楽しみでしたが、隙の少ない、クレバーな大型・・・いや、中-大型チームでした。今の段階であのレベルですから、今後の伸び次第なのは当然として、国立進出もそれなりの確率であるように思いました。ただ、対抗戦グループ上位がトップグループを形成しているのは間違いなさそうです。

「関西にもこんなチームが出始めたんやな」が率直な印象でした。ゲームプランをしっかり固定し、それを忠実に実行する力が立命にあったのに対し、同志社は相対的に準備不足?の印象が残りましたが、これは批判ではありません。各チームそれぞれのスケジュールがあっていいと思っています。

この日の同志社ディフェンスは特に後半、受けに回ってしまいましたね。ここは批判と取られても良いんじゃないでしょうか。関学、京産、立命がそれぞれのレベルできちんとし、少なくともやり切る意志が見えたのに対し、同志社は前に出るラインの鋭さと意志統一感が甘めで、時間帯毎のムラがあったように思います。分かっていても前に出れない理由はあるのだと思います。でも、強い相手にスペースと時間を与えると勢いと得点が向こうに行き、消耗と失点がこちらに来るのは当たり前のことですので、この馬鹿げた構図に自ら嵌るのはご勘弁ください。

相手の攻撃力に超が付けばお手上げなのがラグビーですが、今はまだ関西ローカルのゲームです。立命のパワーラグビーが強いと言っても、帝京の香りは絶対にありません。ということはつまり、「あの日の同志社ディフェンスは関西ローカルだった」と明確に言えるわけです。頭では理解できていても、現実の形を見せなきゃ本当の意味で理解したことにはならない分野ですので、次のチャンス、天理戦では何卒宜しくお願いします。


観客席で耳にする声を受けての余談ですが、1次攻撃を受けに回れば下がりながらの2次、3次のラインです。それらのラインの出足が鈍るのはルール上、仕方がありません。出足が鈍れば当然タックルは弱くなり、さらに受けますとますます泥縄ラインになりますので、果てはまともなタックル姿勢を取れなくなるのが自明の理です。それでも相手の攻撃力が小さいか、こちらのボールに絡むパワーが強ければ2次、3次で止めたり、停滞させたりできるものですが、立命レベルの攻撃力では堪忍してくれなかったということですね。

3次、4次でディフェンスが崩壊しかけた時、一発ハードタックルで止めてしまう選手は本当に魅力的です。単に止めるだけでなく、味方に勇気を与え、流れまで変えてしまうこともある魔法的なプレーです。ただ、どうでしょう。最近は学生ラグビー界でも肉体強化がずいぶん浸透したこともあり、そういう選手にお目に掛かることが少なくなりました。

魔法使いは居るに越したことありませんが、いなくてもディフェンスし切れるラインを構築するのが王への道、王道だと思います。常に面を鋭く前へ出し、相手の攻撃ラインにゲインを切らせないライン、グラウンド中盤を冷静にコントロールして、簡単には22mライン内に入れさせないライン・ディフェンスですね。

トライ直前のタックル・ミスで個人名が強調されたり、タックル姿勢の悪さが指摘されるのは、確かにそのまま事実ですからおかしいとは思いませんが、かと言って素直に同調はできません。ラグビーのディフェンスは火事の消火活動そのものです。初期の消火に手間取ると火の勢いが増し、後追いで投入する消火活動で止められればハッピーですが、どんどん増す火勢に押されて状況は不利になり、果ては消火活動を呑み込まれてしまいます。消火活動敗北の最大原因が最終ラインで消火できなかったある消防士の力量にあるのか、それとも初期消火のまずさにあるのか。私は明確に後者だと思っていますし、まともな消防隊であれば間違いなく後者を選ぶと思います。それが消防隊の誇りですし、ラグビーチームの矜持だと思うんですね。


この試合、同志社は完敗した印象ですが、それでも結果はD26-40Rでした。ここが今年の同志社の強みですね。ラグビーで完全にやられたはずなのに、結構強そうな立命ディフェンスから26点をスコアしています。

最初の2本のトライはむしろ立命側の反省材料的なので、次はないかも知れません。ただ、今年の同志社には、抜ければ持って行ってしまう力があります。明治戦でもありましたが一瞬の隙を突いて取る、どんな相手でも隙を見せればスコアしてしまう、そんな+αの得点力があります。面白ですね。相手からすれば嫌らしいですね。ラグビーで負けても試合に勝っちゃった。3連覇時代は結構ありましたが、久しく同志社にはなかったゲームです。今のラグビーはそこまで甘くないかも知れませんが、得体の知れない何かを感じさせるチームではあります。どんどん積極的に行って、どんどん嫌らしくなれ、です♪

相手ゴール前のFWの決定力を上げてほしいですが、目指す展開スタイルについては本当に順調だと思います。3本目のトライは本当に素晴らしく、これだけでも「観戦して良かった」と思えるものでした。トライには至りませんでしたが、前半35分辺りの同志社の時間帯も良かったですし、後半唯一のトライに至る過程もすごく良かったです。今でこのレベルですから、秋の深まりから冬にかけてどこまで熟成するんでしょうか。到達点が見えない、ワクワク感がありますね。秋山君たちは私たちをどの次元に連れて行ってくれるのか、楽しみは確実にあります。

先発組とリザーブ組の持ち味が微妙に異なりますね。相手のスタイルや試合中の状況に合わせてどう対応されるのか、この辺りも楽しみのひとつですね。特に1列はスクラム重視かフィールドプレー重視かで、先発メンバーが大胆に変わるのも可能になっています。また、B以下には同志社のスタイルにフィットしてきている選手がゴロゴロいますので、シーズンの深まりにつれてメンバーが変わるのか変わらないのか、変わるとすればどう変わるのか、その辺りも楽しみに思っています。


(追記)
昨日、テレビ録画の試合を見ました。昔からそうですが、競技場で受ける印象とテレビカメラを通した印象はずいぶん異なるものですね。準備したゲームプランを確実に立命が実行し、意思統一された好チームに見えましたので、競技場ではその辺りの彼我の差を感じて、完敗の印象を受けたのだと思います。ところが、ビデオを見ると確かに立命は好チームでしたが、同志社が完全にやられたかというとそうでもありませんでした。関西には珍しい、隙の少なそうなカッチリした立命の印象にやられちゃった感じです。

判断やプレーのミスからやられたのが2つ、ミスが招いたピンチでやられたのが1つ、ロスタイムで自陣からトライを取りに行くしかない状況下でやられたのが1つあり、他にもレフェリーの笛のふき方では状況が変わったはずのトライもありますので、もしも冬に再戦できるなら、いろんな面でしっかり準備することを条件に、勝てない相手ではなさそうです。同志社の素晴らしい2つのトライは、ディフェンス側に特段のミスがないところを振り切ったものでした。


余談ですが、木村君の手伸ばしはラインに届いていましたね。ただ、レフェリーがどちらの判断もしませんでしたが、あれは2-モーションのノット・リリースでもあるように思いました。ゴールラインの誘惑は強烈ですが、同志社として焦る場面でもなかったように思います。また、あの時間帯の最後のプレーになった渡辺君のゴロパントについても、同様の印象を受けました。もう少し立命に、ゴールラインを背負わせ続けたらどうなったかなという興味は残ります。

プレーの選択権は前線にいる選手の感覚にありますので、結果がどうあれ尊重されるべきですし、その結果を受け取る権利も選手だけのものだと思っています。ですから、プレー選択の是非の話題ではありません。前半アッサリと2トライ先行されながら立命が慌てずゲームプランを実行、徐々に同志社の動きに対応し得点でも追い上げましたから、早くリードを拡げたいのは自然な心境です。あの場面、もし同志社に焦りが生まれていたのであれば、前半20分辺りから続いていた立命ディフェンスの鋭さと堅さが、精神的ボディーブローで効いたかなと想像します。あのゲームはやはり、さまざまな準備で立命にアドバンテージがありましたね。勝敗を分けたのも、結局はそこかなという気がします。

天理戦も本当に楽しみです。
天理の集中力はお家芸的ですから、同志社の集中力でまずは好ゲームを宜しくお願いします。例年この時期は課題山積なんですが、今年は珍しく課題が絞られている感じです。一戦ごとのディフェンスの成長、一戦ごとのアタックの熟成によって、同志社ファンを上の次元のラグビーへ連れて行ってあげてください。

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