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2013

06/11

Tue.

2013招待試合筑波大学戦(6.02) 

■筑波大学戦
■第17回伊那市大学ラグビー招待試合
■伊那市陸上競技場
■6月2日(日)
■天候: 晴れ
■風: 前半風上、後半風下(やや強風で影響あり)
■結果: D31-33T

先日の投稿に対しまして、寿楽荘さんとgogoshoさんから丁重なコメントを頂戴しました。有難うございます。遅くなりましたが、この場を借りてお礼申し上げます。

Dサポートネットワークにいらっしゃいませ
http://d-support-network.net/

前日の6月1日の土曜日は田辺で、大阪産業大学戦を2試合拝見しました。

スピーディーな展開を目指す今年の大産大は面白いですね。LO陣の平山友幸君(4番)とフィフィタ・ハラレバ君(5番)、CTBトゥクフ・カトネ君(12番)を軸にしたレベルの高い展開力に加えて、カトネ君(たぶん)の足からは精度の高い各種のキックが繰り出されます。WTBへのキックパスのオプションやマイボール獲得するリスタートキックのオプション、さらにはラインアウト→モールでのオプションなど武器として十分に通用するアイテムをチーム内に備えています。さすがにスターターの9名が最終学年、6名が3年生なだけありますね。彼らの目指すラグビースタイルやオプションの熟成度は高く、それらは既に、見る者に「大産大の個性」として伝わるくらいレベルです。関係者の皆さんは秋が本当に楽しみなのではないでしょうか。

感心させられたのはAチームだけではなく、Bチームもです。D73-12DSと大敗してはいますが、追求するラグビーはAチームと同じでして、それを最後まで徹底する意志を保っていました。競技能力に相手と差があるのは仕方がないですよね。練習試合の第一目標が勝利であるのは否定できませんが、得点状況に関係なくいかに自分たちのスタイルを最後まで貫けるか、こちらも重要な目標であることも否定できないと思います。そういう意味で、この日の大産大Bは十分に目標のひとつをクリアしていました。


大産大A戦では同志社の健闘が光りました。特に前半は相手5番、12番に派手な動きをさせないディフェンスができていて、非常に良かったと思います。前半の最後から後半にかけては、それまでと比べて少しだけパフォーマンスが落ちたのかも知れませんね。ラン、パス、キック、ジャッカルなどの個人技を織り混ぜられての3連続トライ、よく踏ん張りつつも後半35分までにD19-38DSとなりました。

同志社メンバーの名誉のために申しますが、「少しだけパフォーメンスが落ちたのかも知れない」というのは目に見えたことではありません。ハラレバ君、カトネ君の自由度が増した理由を私が推測する場合に、そこに理由を求めるしかないという類いの話でして、きちんと分析できる方だとより具体的な問題点を指摘できるのだと思います。いずれにしてもこの日の大産大Aは、こちらの何かの要素がほんの少しでも落ちると、途端に活き活きとし始める相手であるのは確かでした。

この試合の同志社メンバーの名誉という意味では後半35分、D19-38DSとなった状況で攻撃を再度テンポアップし、貴重な1トライを挙げました。ほぼ勝負が決まったこの時間帯、そしてこの戦況でのこのトライ。指導陣はじめチームの成長を望む人々にとっておそらく、喉から手が出るほど欲しいトライだったのではないでしょうか。15人全員が前へ出ることを強く意識して「取り返した」トライでして、間違いなく次につながるトライだったと思います。時間帯、戦況、内容等々、同じトライでも重みや意味合いが異なるものですね。

この試合の8番菰田君はさすがでした。3列への思いを当然持っておられると思いますが、別のポジションでの活躍を視野に入れてでも、上のレベルを目指してほしいと思わせられる選手です。1回生の5番戎君、12番石田君は既に、、このレベルでも中心選手の働きぶりですね。石田君はキープレーヤーの一人になっています。


大産大B戦では2回生の高倉君(13番)を先頭にバックス陣がキレキレの動きでして、相手との競技能力の差を見せていましたが、これを引き出したのは3回生の2番鈴木君、8番野口君が引っ張るFW陣であったことは言うまでもありません。また、FWとBKが一体となった攻撃が展開されたわけですが、そのFWとBKを一体化させた10番松下君、9番三木君の動きも見逃せないところです。

前半D52-0DSだったものが、後半はD21-12DSと失速しました。理由はいろいろあろうかと思いますが、前半最後に選手が傷み、後半のゲーム中に救急車がグラウンド脇に入る事態がありました。集中力を欠くのはやむを得ない状況だったと思います。傷んだのは7番小濱君か8番野口君だと思いますが、試合後の挨拶では8番がいたような気がしましたので、小濱君かも知れません。大事の無いことを祈っています。皆さんも宜しければお祈りください。


さて、筑波戦です。日曜日は伊那までグリーン号に乗せていただいて、男4人の日帰り旅でした。伊那市の皆様、今年も本当に有難うございました。心配された雨もなく、今年も心地良い伊那谷を吹き渡る風でした。


この試合は点数的にも、また両チームの特長を出し合った内容的にも、面白い試合となりました。前半はD24-19T(トライ数:4-3)、後半はD7-14T(トライ数:1-2)でしたが、前半は30分まで筑波、残り10分を同志社、後半は25分までが筑波、そこから10分を同志社、残りはイーブンという流れの取り合いだったと思います。入りの時間帯を筑波が制し、そこから徐々に同志社が流れを持って来る、前後半ともに同じ様な展開だったということですね。

鋭い出足と強いブレイクダウンでディフェンスをガチガチに固め、攻撃はFWの圧力を前面に出して穴をこじ開け、同時に相手の消耗も狙う。筑波にはここ2年、そんな堅いイメージを持っています。そんな関係でこの試合、もう少しFWで崩しに来るかと思っていましたが、この日の筑波はむしろスピーディーな展開を狙ってきました。

彼らは昨季の大学選手権決勝を帝京と戦った準優勝校です。堅さだけでは限界があり、帝京には永遠に勝てないと思ったのでしょうか。それとも、強化した身体能力で「堅いラグビーはもう出来るよ」のチーム基盤を昨年までに確立、今季は「こんなラグビーもできるよ」の次の段階へのステップアップを図っているのでしょうか。筑波に先んじて強化に成功したのが帝京、東海ですが、彼らの強化課程を思い起こしてみますと、筑波にも同じ様な道筋があって不思議はないと思います。妄想かな♪


明治は除くかも知れません。早稲田はそうでしたが、関東強豪は自分たちの形の実戦に貪欲ですね。試合開始から一気に相手を自分の形で圧倒しに掛かります。前半20分辺りまでの同志社は正直、筑波の展開スピードに対して精一杯の雰囲気でした。ただ、スクラムのアドバンテージに加えて、粘り強さディフェンスで何とか対応できていて、筑波の攻撃の迫力ほどには点差が開きませんでした。この辺りが、昨春の同志社とは大きく異なるところです。昨春だとおそらく前半で圧倒され、得るところの少ないゲームになっていたことと思います。

筑波のプレーには迫力を感じますね。「迫力」なんて単に、抽象的で漠然とした印象に過ぎません。でも、競技場にいる人間には肌感覚で伝わるものです。おそらく、この日の伊那市陸上競技場に集われた観客の皆さんは総じて、前半30分までの筑波のプレーに迫力を感じられたのではないでしょうか。

ラグビーのゲーム、特に学生ラグビーにおけるこの「迫力」ですが、この印象はプレー時の姿勢の安定感、余談的ですが、武道の「型が決まってるね♪」の褒め言葉にある「型」に通じる安定感、無駄の少ない姿勢から受ける印象のような気がしておりまして、その姿勢の安定は筋肉や関節の強化が生むものだと思っています。ただし、15人のうち数人が正しく強化されていても、個人技の迫力は出せますが、チーム全体の迫力は出せません。筑波の場合はグラウンドに出る15人がすべて鍛えられ、それがチームの迫力を演出しているのだろうと思います。ここは彼らの優れた部分ですね。


チームの勝率を上げるには、どうしてもこの強化体制構築は必須です。競技能力を上げるための分厚い強化体制によって、多くの「強い」選手をグラウンドに送り出せるからですね。部が体制を構築して学生を強化するのと、個人的に自信の強化に取り組むのと、正しい取り組み方あれは同程度に強化できるものなのかも知れません。しかし、この話の大きなポイントのひとつは、どれだけ多くその人数をチーム内に揃えられるかです。当然のことながら、部内や学内にその指導体制を構築する方が確保できる人数という効果の面でも、安全性の面でも、必要となる総費用の面でも、大量生産ですから個人個人で取り組むよりも優れているはずです。いずれにしても、学生の才能を上のレベルでも発揮させるには、また、未開発の才能を引き出すためにも、アスリートとしての競技能力強化は避けて通れません。

ただ、ラグビーは面白いですね。いや、学生ラグビーは面白いというべきかも知れません。不謹慎かもしれませんが、この筑波戦の両者からそう思わされました。

強化された身体能力に頼ってしまっているのでは?
イメージの話ばかりで恐縮ですが、筑波の学生からはそんな疑問を感じます。帝京以外であればおそらく、どこと対戦しても試合を有利に組み立てられるのだと思います。もちろん、それは筑波の底力、厚み、迫力です。ただ、好事魔多しといいます。身体能力の差だけで通用してしまうこと自体が、チーム造りの阻害要因にもなり得るのかも知れません。この日の筑波の攻撃は形にハマると感嘆の声が上がるほどの迫力がある反面、なりふり構わぬ同志社のディフェンスの粘りに絡まれて失速していましたので、そんなリスクを想像してみました。妄想ね♪


筑波に感じる統制感、安定感を基準に同志社を見るとどうでしょう。
一見、ハチャメチャかも知れませんね。選手の強さという面では凸凹なのは否めません。ただ、強さで凹な選手であっても、その他の面で優れて凸な能力を秘めていたりして、この凸凹感が有利に働いたり、不利に働いたりするイメージです。昨年はほぼ不利に終始しましたが、今年はスクラムのアドバンテージと粘りのディフェンスがありますので、早稲田戦と同じく筑波に対しても、欲求不満を感じさせる程度に彼らの思惑を封印することに成功しました。後半、ハーフウェイライン付近のラインアウトから相手ボールキャリアー(FW)の突破を倒せず、あれよあれよでそのままトライされるミスがありましたが、今年の場合は今後、間違いなくああいうことはなくなるはずです。

ハチャメチャという点ではもうひとつ、この日の同志社は今季の最大の特長、強力な武器になるものを見せてくれました。最近、関西リーグでもブレイクダウンの不利や相手ディフェンスの速いプレッシャーがありますが、その中で磨いてきた展開スキル、パススキルがそれです。前半残り10分の3連続トライがその真骨頂ですが、筑波のディフェンスの速さをもってしても対応できないレベルでした。もちろん筑波からすれば、試合後に何らかのミスの反省点はあるでしょう。ただ、あからさまなディフェンスのミスはありませんでしたので、むしろ同志社が筑波の通常のディフェンス感覚、「これで止められる」の感覚を超える展開能力を発揮したと思っています。統制感、安定感の筑波からすれば、この展開スキル、特にパススキルはもはやハチャメチャだったかも知れません。


同志社とは永いお付き合いですので、100年の歴史の同志社を考える自分と秋山主将を中心とする今季の同志社を考える自分がおります。前者の自分は帝京や筑波、東海辺りに伍する強化体制を望んでいますから、強いディフェンスではない同志社に一抹の寂しさを覚えることを否定しません。しかし、後者の自分としては粘り強いディフェンスを賞賛したいと思います。それは2年前の帝京戦を彷彿とするディフェンスでして、今後個々がさらに強化されてどこまで行けるか、そのレベルを今後拝見できるのが非常に楽しみです。

2年前のチームでも、ディフェンス力は関西リーグ終盤までそこそこのレベルを抜けられませんでした。でも、今年の場合は既に、ポテンシャルを見せることができています。どんな止め方であれ、要は相手のスコアを減らせるのが強いディフェンスですよね。フィットネスが生命線になりそうです。キツい練習になるでしょうが、頑張ってください。


昨年から続く負け癖、勝ち切れない弱さを指摘される向きがあります。もちろん、試合結果がその通りですから、誰に否定できるものではありませんね。ただ、どうでしょうか。昨年のチームは一風不思議な面白いチームでして、どんな相手にも接戦できる成長を見せながら、結局どんな相手をも上回る完成度には到達しませんでした。でも、それは去年のチームの性格であって、今年のチームとは別物です。

昨年のチームには確かに当てはまる指摘だと思いますが、おそらく今年のチームには当てはまらないのでは?と思っています。今年のチームは既に闘えるものを各種持っていますし、潜在的な金鉱脈も持っています。既に獲得したアイテムはさらに磨かれて武器になり、潜在的ポテンシャルは絵空事の可能性を脱して、現実のゲームで使われる強力な武器にするでしょう。近大戦では姿形がどこにも見えなかった今季のラグビーです。それがたった1ヶ月で、原型を見せるところまで進化しました。すごいですね。それは今年のチームの志の高さの表れでして、この志を見失わない限り、成長を続けることは実証済みです。

今年のチームはヤイヤイ言わなくても今後失点は減り、得点が増え、自然に勝率は上がると思います。そこからですね、彼らが勝負強さを身に付けて行くのは。春の2点差の負けなんてどうでも良いから、まずは詰まらない失点を減らせ。そう言いたいですね。だって、事実、筑波戦でもそうなんですもの。


筑波戦で見せた、今季の同志社ラグビーの原型。そのラグビーは面白いというか、魅力的というか、期待が膨らむというか。ディフェンス側の想定を超える展開力を秘め、相手をパニックに陥らせるポテンシャルのある原型です。昨年は1年間を通してお聴きした山神さんの「同志社、ノーパニック!」のお声。秋冬には対戦相手に喰らわせたいですね。

まず、立命さんに是非、是非。



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Posted on 10:58 [edit]

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