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2011

10/22

Sat.

2011関西大学Aリーグ天理大学戦 

■関西大学Aリーグ天理大学戦
■2011年10月16日(日)
■天理親里球技場
■天候 晴れ
■結果: D10-66T

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今週の対戦相手の天理大学。
今シーズンの天理のラグビーを拝見したことはない。しかし、菅平までわざわざ天理-早稲田戦をチェックに行かれた輪島さんのお話では、早稲田の攻撃に対しても天理のディフェンスは対応できていたそうだ。先々週の体大戦後、彼から「同志社は天理からトライを取るのは難しいと思う」とお聞きしていたが、テレビの録画観戦なので実感は伝わらないものの、確かにそのとおりの試合展開だったように思う。

余談だが、ファンの中で有名でいらっしゃる輪島さんは「予想屋」ではない。また、結果論で能書きを書かれる、いわゆる「事情通」と評される範疇の方でもない。同志社ラグビーを愛し、人間、愛する対象を前にすると自然に湧いてくる、「もっと知りたい」というモチベーションからラグビーを研究されている。
いかな恋人とはいえ、知ってしまえば興冷めしたり、もどかしさを感じたりすることもあるだろう。 また、言論で目立つと必ず自分に対するネガティブな視線に曝されるのが「人の世の常」でもある。輪島さんは同志社に関わり、黙することなく言葉を発することで生じる様々な感情と折り合いを付けながら、また折り合いを付ける際に感じる痛みを腹に収めながら歩んでおられる、稀有な同志社ファンなのだ。
否、この表現も少し違うかも知れない。輪島さんというお名前は元々ネットから生まれ、同志社ファンのネットユーザーの中で広く受け容れられたお名前である。数多ある存在感を示されたお名前の中で、なぜ彼のお名前が現在光を放っているのか。
それは同志社ラグビーが見せるその時々の姿に対して、泡沫的に場当たりの言葉を残されるのを潔しとせず、おそらく「コメントするなら、より科学的な目でコメントしよう。それが当事者に対して失礼のない在り方だろう」と思われ、実際にその道を選ばれたからではないかと思っている。
輪島さんが読者を意識しておられるのかどうが、また意識しておられるなら今はどの読者層を意識しておられるのか、それは輪島さんご自身のお考えなのでオイラには分からない。オイラに分かるのは、彼から生み出される言葉が、彼が「より科学的であろう」と志され、その通り、彼なりの研究に裏打ちされた言葉であるという事実だ。

「より科学的であろう」

彼自身がそう思われたどうかは知らないが、結果としてそうなっているのである。ここで言う「科学」とは自然科学ではなくて、社会科学のことだ。そして、世の中ではこれをジャーナリズムと呼ぶ。もちろん、彼はジャーナリストを気取られる方ではない。しかし、結果として彼はジャーナリストになっているのだ。



筑波-慶應戦をテレビ録画で見た。この筑波-慶應戦、ほぼミスがなくスピーディーな攻撃力を持つ慶應のオフェンスに対し、筑波のディフェンスラインが上がりの早さと接点の強さ、巧みさで対応。筑波は慶應の攻撃の多くをトライまで継続させず、最後はそのディフェンスラインの強みで接戦勝負を制した。余談ながら、慶應も敗れはしたもののその攻撃力は大したものだと思う。おそらく彼らは手応えはつかんでいるはずなので、今後さらにテンポアップに磨きを掛けてくるに違いない。

この関東の試合を拝見した上での天理。
天理のディフェンス力と筑波のディフェンス力は、もちろん直接の対戦を待たないとその優劣は分からないが、印象として同列にあることは間違いなさそうだ。おそらく関西で唯一、「関東標準」のラグビーができるチームだろう。昨年の天理はまだまだ未知数で、大学選手権も出たとこ勝負の感があったように思われるが、今年の天理は完成度、成熟度において、その高さは既にこの段階で素晴らしい。
近年、関学が関西リーグを連覇したが、ポテンシャル、完成度、成熟度では今年の天理には遠く及ばない。また、関学連覇の数年前までは同志社が連覇していたが、そのときの集大成である中村嘉樹主将時の同志社でも、もちろん印象に過ぎないが、ディフェンスライン、オフェンスラインの前へ出る圧力は、今年の天理の方が「関東のチームを見てるみたい」という印象で関東標準のような気がする。

一方、同志社。
近畿大学戦、大阪体育大学戦の2戦から受けた印象から、ディフェンスラインの上がりの物足りなさは多くの方が心配されていたことだろう。近大、体大の攻撃力ではなんとなく誤魔化せたが、天理戦で「ホンマもん」の圧力を受けて課題を剥き出しにされる形となった。
関西で無敵の強さを誇ったかつての同志社が、なかなか国立1勝の壁を越えられずに来たのは周知のとおりだ。その原因には「尤もなり!」とお声がかかるものから、「言い訳だ」と冷やかされるものまでいろいろありそうだが、大きな原因のひとつとして、関西リーグの試合を通して、課題を露呈させてくれるようなゲームを経験できなかったことが挙げられるように思う。
関西での圧勝は、同志社ファンからすれば他校のファンの悔しさなどどこ吹く風、オイラなど手放しで浮かれ楽しかったものだが、今から思うと日本一を目指す当事者たちにとっては痛し痒しだったに違いない。攻撃が前へ出れてしまう、そんな課題のチェックが難しいようなゲームの連続だったのだから。
そんなチームがいわば「手探り」の状態で国立に進出する。そして、シーズン初めて「ホンマもん」の圧力、関東の切磋琢磨で課題の修正過程を経てきた「ホンマもん」の圧力を受け、その場で初めて課題の露呈を経験する。チームの成長にとって欠かすことのできない課題がやっと見えたのに、それを克服する喜びも味わえず、その試合がシーズン終了を告げる最終戦となってしまう残酷さ。
今になって分かることだが、同志社の学生にとっても同志社ファンにとっても、真に残念だったのは日本一を逃し続けたことよりも、関西を圧倒するだけのポテンシャルを持っているにも関わらず、関東との試合で露呈する課題を克服し、より成長したラグビーを追究するチャンスに恵まれなかったこと、そして、ファンがその姿を見れなかったことではないだろうか。その点、関東方面の学生やファンは今も恵まれているようだ。上記の筑波も慶應も、今季さらに成長したラグビーを見せるチャンスを与えられているのだから。

「関東標準」への課題を、同志社は天理戦でたくさんもらった。その恩返しは課題の分析と克服に、「見てろよ!」の精神ではない感情で取り組み、それらを関西リーグ中に解消、大学選手権で「関東標準」のチームをぶっ倒すことに尽きる。
惜しむらくは、第2戦の体大戦までにもう少し完成度を上げておきたかったことかな。120%の力を出せてやっと接戦が想定される、そんな天理を相手に期待値より低い完成度で試合をしたのでは、あの試合展開も決して想定外ではないし、より絞り込まれた課題抽出という意味ではいかにももったいなかった気がする。でも課題が多ければ、やり甲斐もたくさんあるわけで、そう考えればハッピーかな。目指すべき今季の同志社ラグビーがあるわけですから、あと3ヶ月もあるその構築過程を、つまり濃密な青春を楽しんでください。

「やって楽しい、見て楽しい、そして勝つ」
この宮本監督が今季このコンセプトを提唱されたことは、ここ数年なかなか出にくかった「勢い」を出すという意味では大正解で、そのことはイヤーブックの西田主将はじめ4回生の言葉からもよく窺える。ただ、今季の同志社を拝見していると誤解であれば申し訳ないが、ここまでは監督の手の平の上で学生たちがうまくコロコロ転がって、そこに乗っかっているだけですべてうまく行くような、そんなムードの勢いで順調に来たような気がしないでもない。

プロジェクトの発案、企画、実行が挫折や壁に遭遇するのはホンマにホント、残酷なくらい当たり前だ。その残酷なくらいかならず遭遇する壁に出食わした時、そこで問われるのは「リーダーの指導力」と思われがちだが、現実はそんな絵に描いたように簡単ではない。リーダーの人間力だけに依存しても壁を越えるのは困難で、課題を前にしたとき真に問われるのは、プロジェクトを構成するメンバー全員の人間力なのだ。

「今季の同志社ラグビーを構築する」
このプロジェクトをここまで引っ張ってきたのは、多分に宮本監督とコーチ陣の人間力に負うところが大きかったのではないか。今回、幸いにも天理戦で多くの課題群を獲得した。4回生諸君は当然お分かりだろうが、この課題群の克服を宮本監督やコーチ陣の人間力だけに頼ってはいけない。西田主将はじめ4回生のリードの下、メンバー全員の人間力で臆することなく克服する。そうでなければ、克服作業は難しかろう。

気分一新させるという意味で、宮本監督は魔法使いにも似た人間力をお持ちだった。しかし、そんなものどこを探しても居ないように、彼は現実まで歪めてしまえる本物の魔法使いではない。
今季、同志社ラグビーに携わる学生たちは、ラグビーを謳歌している。そんなシチュエーションを学生が「嬉しい」と感じるならば、そのシチュエーションを与えてくれた人物に感謝すべきだろう。でも、その感謝の方法とは何か。

それは同志社の学生ひとりひとりが、臆することなく自分のちっぽけな人間力を持ち寄り、そのかき集まった人間力の総合力で「天理戦の課題群の克服=関東標準に近付く」という成果を、今季の同志社ラグビーにもたらすことだ。そしてそのことは取りも直さず、宮本監督はじめ指導陣が最も望まれる、また保護者の皆さんや輪島さんのような同志社ファンが最も望まれる、「学生ひとりひとりの成長」という魔法的な喜びと重なっているのである。

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