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2011

09/21

Wed.

関西ジュニアリーグ大阪産業大戦、コルツ練習試合(9.17) 

遅くなってゴメン!

■関西ジュニアリーグ大阪産業大学戦、コルツ練習試合
■2011年9月17日(土)
■田辺グラウンド
■天候 雨
■風: 影響なし
■結果: D71-5S(ジュニア戦)、 D46-7S(コルツ練習試合)

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温故知新チームが掘り起こしている歴史によると、関西ジュニアリーグはまず1979年、関西協会の中に「大学委員会(岡仁詩委員長)」が設置され、そこでの議論を踏まえて1980年辺りから実施されたようだ。試合機会の少ない、いわゆる「二本目」「Bチーム」の選手たちに公式戦の経験を積ませることで彼らを強化し、それをいわゆる「一本目」「Aチーム」の強化、さらに関西リーグ全体の強化、活性化へと発展させるのが目的だったという。

それから30年あまり、今なお継続してその目的意識は守られ、受け継がれているのだろうか。初期の新鮮なモチベーションは維持されているのだろうか。

ふとそう思って、関西協会のHPを確かめてみた。するとどうだろう。昨年までなかったはずのジュニアリーグの日程や試合結果が今年は掲載されている。この大阪産業大戦があった時点では未掲載だったが、その後、関西協会で準備してくださったようだ。

恥ずかしながら、そこではじめて知った事実。
今季のジュニアリーグはAリーグ参加8校に、昨季Bリーグ上位3校の大阪産大、関西大、龍谷大の3校を加え、計11校を「ODD」と「EVEN」の2リーグに分けて総当たり戦を行ったのち、両リーグ間で順位決定戦が行われる。取り敢えず今季だけのトライアルではあるようだが、失礼ながらここしばらく関西協会の大学関係の動きが鈍いように感じていたオイラとしては、とても前向きに評価したい試みだ。さっそく関西協会にお願いしたところ、DSNサイトからのリンクに対して快諾をいただいた。改めて、ご担当者の奥野様にはお礼申し上げます。
 
7’sラグビーの面白さのひとつ、それは参加チームが力量によってカップ、プレート、ボウルの3つのカテゴリーに分かれて戦い、それぞれのカテゴリーの優勝チームが讃えられるところにある。本来、ラグビーにはカテゴリーというものがあるはずであって、たとえばトライネーションズと日本トップリーグを「強さ」の面で同列に語ることはできない。ところがラグビーの場合、同じカテゴリー内であれば同程度の能力の者同士が時として「死闘」を繰り広げ、その姿が観る者の胸を熱くさせる。

面白いもので、トライネーションズあっても、またトップリーグであっても、そんな試合がもたらす感動の種類におそらく大きな差はない。それがどんなカテゴリーの試合であっても、そんな試合を提供した選手たちは、等しく観る者の尊敬を受ける。そこがラグビーというスポーツの持つ、不思議な、そしてとても大きな魅力のひとつなのだ。
 
ジュニアリーグをB(2軍)の試合と軽んずるなかれ。
参加する学生は母校にかならず優勝を持ち帰るつもりで闘い、観る者は優勝者を大きく称えるべきだ。
ところで、優勝チームには盾か何か授与されるのかな。よく覚えてないが、単に表彰状だけだったかな。もしそうだったら、カップまでは行かなくても、プレートくらいはあげてほしいね。どうなんだろう。
でも、こんなことも知らないなんて、ジュニアリーグを観る者として失格ですね。反省、反省。


■大阪産業大ジュニア戦。
この試合を通して目立ったのが、ディフェンスのうまさだ。タックル成立後のFWには、ラックをオーバーできるほどの力差はなかったが、ディフェンスラインの安定感は相手を上回っていて、破られて裏に出られることは試合序盤以外ほとんどなかったと思う。

接点での圧力でターンオーバーするのではなく、(もちろん、それができればベターだろうが)ディフェンスシステムで相手の攻撃を包みこみ、殺していた。接点で圧倒してボールを奪い、ディフェンスで相手の攻撃を粉砕するかのような格闘技ゲーム、そんな嗜虐的な満足感には薄いが、オイラとしてはTRUSTディフェンスが浸透成長していることが覗える、このチームのディフェンス力がむしろ嬉しかった。
だって、パワーなんて上には上があるもので、上の相手と当たって途端にシュン、下の相手にゃ滅法強いが、上の相手にはからっきし駄目なラグビーなんてつまらない。そこそこ上の相手でも、頑張りゃ機能するディフェンスシステムを備えるラグビーが、頭脳的で面白いはずに違いない。
 
前半、10番加藤良平君の前のスペースを見る判断力、積極性が光り、同時にBKの連係、フォローの意識が非常に高く、もちろんFWの走力と絡んで、雨の中にも関わらず魅力的なトライを安定して取ってくれた。とりわけ23分ごろの、自陣10mスクラムから9番橋野哲平君が我慢して縦に出て、7番清水巴君が巧みなボディコントロールとBK並のスピードでロングゲイン、左隅ラックからBKの展開で縦を抜いたトライは、このチームの能力の高さを示したトライだと思う。
 
後半(10分ころ)はSOが早川陽介君にチェンジ。
先日ある打ち合わせの際に、副務である彼をはじめて間近に拝見した。本当に真面目そうな好青年だった。
その記憶もあって「おっしゃあ!頑張ってや」と思ったのに、残念ながらちょうどそのころから雨脚が強くなっちゃって・・・・・。
攻めてもなかなか相手の人数が減らず、そこを相手との個人の能力差やBK全体の能力差でトライを重ねた感じだったので、その原因が強い雨なのか、フィットネスのパフォーマンス低下の問題なのか、それとも早川君のプレースタイルなのか、その辺りを次回の楽しみにさせていただきます。
ハンドリングのミスが多発し、2度かな(?)決定的なトライチャンスをノッコンで逃したのに、それでも前半よりもトライ数が多かったです。それに28分ごろのこと、相手8番(?)のサイド攻撃に対して、彼、早川君がTRUSTタックルを決めてくれました。

■大阪産業大コルツ練習試合
これも雨の悪コンディションのゲーム。
ジュニアチームと同様、ディフェンスのシステムがきっちり機能していたとうに思う。ただ、攻撃時、浅いラインで抜こうとするので、インターセプトされそうなヤバイ瞬間が2度ばかしあったかな。でも、相手ノッコンなどで大事には至らず。
前半30分を過ぎた頃かな、同志社が相手ゴール寸前までランとパスで殺到する素晴らしいプレー。ボールキャリアーの前が一瞬広めに開いたので「突け!」と思ったら右にパス、すると相手ラインに捕まってラックになってしまい、何やかやから相手の選手にハンドリングミスのこぼれ球をキックされ逆襲、トライされる場面があった。

あれって「策士、策に溺れる」というやつなのかな。大阪産大の選手からすれば「窮鼠、猫を噛む」という感じが正にぴったり。本当にラグビーは興味深いな。

この試合で、はじめて2番安井貴大君のプレーを拝見しました。
特に後半、随所に集中力あるタックルやランを披露してくれましたね。

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category: 観戦レポート

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