FC2ブログ
10« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»12

--

--/--

--.

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted on --:-- [edit]

category: スポンサー広告

trackback: --     comment: --

Page top△

2011

01/09

Sun.

東海大仰星-桐蔭 

■東海大仰星-桐蔭
1月3日、花園第1準々決勝

ひと言で表現するとこの試合は、
東海大仰星がラグビーで勝って、点数で負けた、
そんな試合だったように思う。

前半4分、東海大仰星5-0桐蔭。
桐蔭パスのインターセプトで生まれたポイントから東海大仰星がテンポ良く右展開、
右端でラインブレイクした後のラックは素早い球出しでFWが縦攻撃、
そのラックから左BK展開で最後は15番が桐蔭BKを振り切って左隅トライ。
このトライは東海大仰星の各選手のパス能力の高さ、身体能力の高さ、
「今何をすべきか」が意思統一され、各個人の判断が共有されている、
そんなチーム力の高さを感じさせる見事なトライだった。

前半8分、東海大仰星5-3桐蔭。
桐蔭の10番がドロップゴールを決めた。
この10番の小倉君は、準決勝でも試合を優位に進める貴重なドロップゴールを決める。
東海大仰星に比べて、桐蔭の試合の入り方が心持ち緩やだったのか、
それとも桐蔭のチーム力がその程度なのかは分からないが、
試合開始から桐蔭はずっと受け気味の流れだったように思う。
そんな中でのこのドロップゴール。
試合を落ち着かせる意味でも、価値のある飛び道具だったのではないか。

直後の前半9分、東海大仰星5-10桐蔭。
桐蔭はさらに強烈な飛び道具を見せる。
東海大仰星のハイパントを桐蔭は15番に回し、この15番が最後尾から14人抜き、
かろうじて残った1枚にタックルされるもフォローした6番がトライした。
この15番、松島選手。大排気量の下半身エンジンに上半身が載っている感じ。
並のチームならFWかCTBかな。
この選手を15番使えるところに、桐蔭の凄みがあるように思える。

さらに直後の前半12分、東海大仰星12-10桐蔭。
桐蔭ペナルティーから、東海大仰星が右ラインアウトモールで右中間トライ。
FWでトライが取れたことから、東海大仰星側に精神的優位が生まれる予感。

前半19分、東海大仰星19-10桐蔭。
桐蔭陣15m、東海大仰星スクラムから9番持ち込み右端ラックでノーハーフ、
10番垣内君が判断良く寄って、左に流れながら球出しパス、
12番が作ったラックから1番が判断良く左球出し、受けた8番が縦突進、
孤立しかけたラックを10番垣内君が我慢して支える、
後は1度のFW縦突進を挟んで、最後はFWが固まりで左中間トライ。
この一連の流れの中で、10番垣内君の位置取りの判断の良さ、
そこから来るプレーの安定ぶり、SHの才能の匂いが感じられる。

前半25分、東海大仰星19-17桐蔭。
点の取り合いながらも、ラグビーの内容で優位に進めていた東海大仰星だったが、
ここで再び桐蔭の驚異的な個人技にやられてしまう。
東海大仰星陣10mスクラムから10番垣内君が長めのハイパント、
桐蔭15番が最後尾でキャッチ、そのまま15人を抜き去って中央にトライする。
桐蔭11番と15番が偶然キャッチの瞬間重なり、
パントを追った東海大仰星14番がタックルの目標を幻惑される不運があったものの、
1度目の強烈な桐蔭14番の能力を経験したはずの東海大仰星が、
なぜ、わざわざ彼に走らせる局面を作ったのか。
結果論では済まされない、そこにはひょっとすると
東海大仰星に悔いが残る何かがあったかも知れないなんて思えてしまう。
でもね、「たられば」の瞬間が無くなってしまえば、
人間スポーツ・ラグビーの面白さもほとんど無くなってしまうわけであって、
やっぱここは結果論なんですよね。
また、完成度を上げて「たられば無くし」を追求することに、
ラグビーチームとしての向上心の醍醐味があるのでしょうね。

後半13分、東海大仰星26-17桐蔭。
似たような展開のまま、桐蔭陣25m左ラインアウト。
モールからの球出しを10番垣内君が後ろから走り込んだ11番にショートパス、
このオプションがきれいに決まって12番がゴール前ラック、
最後は9番がインゴールに飛び込んだ。

後半21分、東海大仰星26-22桐蔭。
先の東海大仰星のトライ後は、桐蔭の時間帯が続いた。
東海大仰星陣のゴール前、桐蔭がラックから右BK展開、最後は14番が右隅トライ。
ここでもディフェンスを2.5枚引きつけた、桐蔭15番のオフロードパスが効いた。

後半27分、東海大仰星26-27桐蔭。
この間も桐蔭の時間帯の連続だったが、東海大仰星は辛うじて耐えていた。
しかし、桐蔭の勢いの前に反則がどうしても増えてしまう。
東海大仰星ゴールから10m左中間での反則から桐蔭がクイックスタート。
最後は13番が右中間に飛び込んでトライで逆転。

残り2分くらい。
桐蔭が逃げ切るには微妙な残り時間。
この点差を無難にこなすほど、高校生のメンタルはスレていないはずだから。
直後のリスタートキックの処理で、桐蔭がダイレクトタッチのミス。
ここで「後半のロスタイムは1分です」のアナウンスが花園に響く。
時間は後半29分なので、あと残り2分もある。
何かが起こる、必然の色合いが濃い予感。

桐蔭陣左22m、東海大仰星ラインアウトからのモールを崩れたところで桐蔭が反則。
東海大仰星は判断に迷った上でショットを選択。
位置は22m左中間。
キックは外れ、桐蔭の選手が(おそらく)「マーク」。
ところが歓声でその声がレフェリーに聞こえなかったのかプレーオン、
慌てて桐蔭がタッチに蹴り出す形でゲームは終了した。

この場面、ショットが外れたのは仕方がないが、
東海大仰星の選手が諦めずに最後までラッシュすれば、
まあ可能性は薄いとはいえ、何かが起こったかも知れない。
ショットの選択の判断までに時間を空費したかのような印象、
そしてこの最後のどこかエグ味の少ないおとなしい印象。
敢えてベスト4とベスト8の線引きをしなければならないとすれば、
この辺りにあるのかも知れない。

東海大仰星は、ラグビーの完成度では桐蔭に勝っていたと思う。
象徴的だが彼らは最後、追い詰められた残り2分の状態にも関わらず、
ラインアウトからミス無くきれいなモールを構築した。
どんな状況でも成功させて、「自分たちの武器」と確信できるまで、
精度を上げる練習を積み重ねてきたに違いない。
この事実は誇るべきだと思う。

垣内君。
グラウンドであなたに会えるのを楽しみに待ってま~す♪
これから4年間、宜しくお願いしますね。
高校ではおそらく安定したプレーを要求されていたのだと想像します。
その動きは忠実にこなしておられますので、楽しみです。
同志社大学ではガタイを鍛えて、
ディフェンスが強く、安定感があって、時おり危険な10番に育ってくださいね。
スポンサーサイト

Posted on 11:38 [edit]

category: 観戦レポート

Page top△

コメント投稿

Secret

Page top△

トラックバックURL

→http://ahobon3.blog104.fc2.com/tb.php/17-8ddaf10e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Page top△

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。