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2011

12/23

Fri.

同志社なら、止めれば何かを起こせるよん♪ 

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先日、ココ・シャネルのドキュメンタリーを興味深く見る機会があった。
柔軟で大胆、挑戦的な発想力と行動力、そして社会の潜在的要求を感じ取る感受性。
それらを武器に、服飾デザインを通して女性の在り方、意識まで変えてしまったこのしなやかな女性を本当に素敵に思った。女性、男性に関わらず、また個人、集団に関わらず、そして事の大小に関わらず、人が生み出すこの手の姿。それらに接するのは楽しくもあり、嬉しくもありですね。

1回戦の大東文化大戦。
チラ見させてもらうことは関西リーグでもありましたが、大学選手権に入ったこの試合、今季はじめて同志社がそのベールを脱いでくれました。久しぶりの花園第1グラウンドの芝。それを目一杯広く大きく使って展開されたラグビーは、柔軟な発想としなやかな若さに満ち溢れ、新鮮で、独創的で、十分に挑戦的なものでした。現代ラグビーが潜在的に要求しているもの、その一端が表現されているように感じられて本当に嬉しかったです。

2回戦の帝京大戦。
難しいことはもちろん承知の上のお願いですが、勝ってくださいね。
勝てば明治か筑波とやれるだろうし、さらに勝てば早稲田か慶應、再戦だけど天理ともやれるかも知れません。想像するとホント、ワクワクしますね。やっと翼を得て羽ばたき始めた同志社ラグビーが、強豪のラグビーに刺激されてさらに翼を大きく広げる。それで「おそらくこれが今季の到達点かな」と思えるところまで観ることができたら、こんな素敵なことはありません。

今回の大学選手権は「オイ、これって対抗戦の再現じゃねえの?」とついつい思っちゃいますね。
手馴れたチーム同士がやるべきことを粛々と実行して、粛々と順位が決まって行く。そんな成熟した、大人なイメージがなきにしもあらず。「お久しぶり!2回戦」の同志社には、そんな順位決定戦とは少し離れたところで、しっかり自分たちのラグビーを楽しく育ててほしいです。

関東2リーグ、関西1リーグ、九州1リーグの4リーグの中で、今は関東対抗戦が充実してそうなのは間違いないところですね。そして、その対抗戦を全勝で制した帝京はやはり強い。
選手権連覇の自信を漂わせるラグビーは円熟味と安定感が増し、まるで横綱相撲の白鵬を思わせるように、どのタイプの攻撃にも対応、制して勝ってしまう強さがあるようです。ただ、今年の帝京はもしかしたら、昨年の帝京とは強さの質が異なるかも知れません。もちろん選手権順位決定戦の一番手なのは疑いようもないですが、攻撃面に去年ほどの爆発力があるのかどうか、「微妙やな」と思わないでもありません。

対抗戦グループは帝京、早稲田、明治、筑波、慶應と、どこをとっても強いですね。
帝京は抜群のディフェンス力、対応力をベースに対抗戦を制覇しましが、果たして一発勝負の選手権をその安定感だけで勝ち切れるかどうか。あの早明戦でひと皮剥けたであろう早稲田、明治もしっかり帝京戦に照準を絞っているでしょうし、攻撃力のポテンシャルを考えると、帝京は既に出し切っている感じがしなくもありません。さてさて帝京は懐に、「さらに」の何かヤバイものを隠し持っているかな。
筑波、慶應はポテンシャルを出し切ってる感があるので、勝ち残りとなると厳しいかも知れませんね。ただどちらもガメツク試合に臨んでくるチームなので、どことやっても接戦に持ち込む力を備えているはずかな。対抗戦5校はどこも「選手権は対抗戦のやり直し」くらいに思ってるんやろな。

生き馬の目を抜く大都会で鍛えられたような連中と戦って、少しのんびりの田舎から出てきたような関東学院、天理、同志社が生き残れるのかどうか。今回の大学選手権からはそんなイメージが湧いちゃいますが、頑張って欲しいですね。

天理は慶応を、同志社は帝京を食えるかどうか。
ここへ来て、天理は安定感を欠き始めたのが心配ですね。本当なら1回戦は圧勝するか、気合いを入れてもらう形の接戦をしたかったところでしょうが、当たった相手が奇妙なチームでいかにも悪かった。トライがあまりに簡単に取れてしまったのがイヤな感じだし、ディフェンスを、というよりメンタル面を試合中に修正しきれなかったのもイヤな感じだったでしょうね。この1週間で原点に戻って、挑戦者の意識を再び持てたろうか。きっと、大丈夫ですよね。
修羅場経験を積んだ対抗戦チームには、たとえ5位の慶応でも横綱相撲なんて通用しない。
2回戦の天理は、慶應に気合いを入れてもらった上で完勝するのがハッピー。そうすれば、おそらく次上がってくる早稲田に対しても、本来の天理ラグビーで渡り合えるに違いないでしょうから。
頑張れ、天理。持ってるスケールは天理の方が大きいぞ。

同志社。
帝京、こわいな~。帝京に対しては、まず試合を造れるかどうか。
帝京はまず間違いなく、試合開始から接点で思い切りプレッシャーを掛けてくるでしょうね。対抗戦で磨かれた接点の鋭さと厳しさは、他リーグがまだ追い付いてない特有の文化になってます。そこを制して同志社FWがボールをBKに供給できれば良いんだけど。
前半10分、次は前半20分、そして前半25分。帝京FWの圧力をこの辺りまで何とか凌いでくれたらな。そしたら、勝機が目を覚ましてくれるかも。いかに帝京といえども、40分間ぶっ通しで、マックスのパフォーマンスを出し続けることはできない。凌いでる間にむしろ同志社のポテンシャルが引き出され、帝京パフォーマンスが僅かでも落ちた時点で、同志社の攻撃力が相対的に上がる。

前半、帝京FWは同志社FWの消耗を狙って、全開で圧力を掛けてくるやろな。そこを強いタックルで、反則せずにどれだけ早めに寸断できるか。たとえ連続攻撃に曝されても、いかにトライさせずにゴールラインを守れるか。そして、同志社FWがいかに消耗に耐えて、後半も機能できるか。
帝京FWは両外国人が下働きに徹して、他の日本人学生が前へ出る鋭さと強さに優れていますね。おそらくその圧力は、関西リーグでは未知の圧力かも知れません。そこを止められなければ、これはもう仕方なし。先制攻撃に気を呑まれて、精神的に支配されることだけは避けてくださいね。敵は喧嘩の仕方を熟知している連中です。騙されないでくださいね。止め続ければ、かならず同志社ラグビーの強みを出せるはずです。

帝京はFWからボールが離れると結構ミスが見受けられますね。
帝京FWに前に出られて帝京BKが余裕で展開するパターンは論外ですが、並大抵のことではありませんが、FWを止めて、次善のBK展開や9番のパントに追い込む状況をいかに生み出せるか。後半、攻撃合戦の展開に持ち込めれば、同志社のポテンシャルがものを言い始めるはず。帝京15人の頭を疲れさせる展開に持ち込めれば最高ですね。

大東戦でもまだまだ低いと思われた攻撃の精度。しかし帝京戦前半、同志社が帝京の圧力に食らいつくことができたなら、そのディフェンスで研ぎ澄まされる集中力によって、知らず知らずのうちに攻撃力の精度をも磨かれていることでしょう。その精度で持って、何としてもスコアをもぎ取ってくださいね。

近来の日本ラグビーの常識を究めて来た感のある帝京ラグビーです。学生レベルでは、隙を見つけるのが難しいチームなのは間違いありません。このチームを倒すのは、同じ常識を持ったさらに高い身体能力のチームか、彼らの常識の枠外にあるチームなんでしょう。前者が勝っても、あまりワクワク感はありませんね。後者が勝ってこそ、「やって楽しい、観て楽しい」のはず。

明日の同志社が後者に当て嵌まるかどうか。
それは前半から踏ん張って、試合を造れるかどうかにかかっていますね。
何とか耐えて、今季の同志社ラグビーを展開できますように。


おめでとう。
秩父宮のグラウンドに立つ22人が発表されましたね。
今考えられる最高の相手と勝負できる、同志社で最高のメンバーです。
どうぞ、ご自分を誇りに思ってください。

ここまでくれば、負傷を抱えたメンバーが多くおられることでしょう。
レフェリーが回す80分、4800秒、
その一刻一刻を少しでも多く楽しめるよう心から祈ってます。

明日はテレビの前ですが、
あなたたちを誇りに感じながら、
全身の敬意で送り出し、
全霊の敬意で迎えるつもりです。

国立でお会いしましょう。

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category: 同志社ラグビー

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2011

12/19

Mon.

2011年第48回全国大学ラグビーフットボール選手権1回戦大東文化大学戦 

■第48回全国大学ラグビーフットボール選手権1回戦大東文化大学戦
■2011年12月18日(日)
■花園ラグビー場第1グラウンド
■天候: 晴れ
■風: 時々少し強めにグラウンドを舞う(双方イーブンに影響)
■結果: D49-17DB

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関西リーグ最終戦、11月26日の摂南大戦より3週間、どのような練習が行なわれたのか、どのような精神状態で選手たちがそれに取り組んだのか、どのような心構えでスタッフやrest boysが選手を支えたのか。

大東文化であれ、同志社であれ、そこに展開されるラグビーは指導陣を含めた部員全体の人間力の結実だと思っている。いや、もっと言えば、部をサポートするOB、大学、保護者やファンすべての人間力の結実でもあると思っているが、ここは話を部内に留めよう。

3週間、そこには部員それぞれの思い、それぞれのドラマがあったに相違ない。その100人の人々の思いやドラマの一本一本の糸、それで織りなされたのが大東文化戦での同志社ラグビーだ。そして、一本一本の糸は各部員色のTRUSTで色づけされており、織り上がった織物は強靭で、しかも柔軟で、しかも美しかった。

今季なかなか表に出ないが、かならずそこにあるはずの、今季の同志社ラグビー。それが架空のポテンシャルで終わってしまうことを、本当に心配した。我儘なファンがこんなことを言っちゃあお終いかも知れないが、選手権の勝ち残りに実のところほとんど興味はない。それよりも「今季の同志社ラグビーをどこまで高められるか」、その一点への願いや祈りに似た興味がオイラのばやい非常に強い。もちろん今季の同志社ラグビーなら、さらに高められれば好結果があとから付いてくるという、そんな手応えめいた助兵衛根性はしっかりあるけどね♪

大東文化戦で素敵な同志社ラグビーが展開、織りなされ、今季の同志社が持てるポテンシャルが一段開花したのは間違いない。観客席で拝見したポテンシャルの花は、本当に鮮やかで美しかった。見事開花を成功された選手、部員、指導陣の皆さんに心からの敬意とお礼を申し上げます。

ディフェンス合戦。
観戦お仲間が試合中に「京産大のディフェンスのほうが前へ出てた」と評されたように、大東文化のディフェンスは圧力において厳しさに欠けていた。受けて止めた接点でボールを取れると踏んだのかな、ほとんど前へ出ることなかったので、同志社は関西リーグ以上に余裕を持って攻撃できたように思える。確かに1番高橋君や8番ツボウ君で何度かジャッカルに成功していたが、それはどの試合でも起こり得る頻度の範囲内だった。

一方の同志社は相手ボールキャリアーに正対する選手を頂点に三角形を構成しながら、前へ出るディフェンスで対応。このパターン、筑波が一番良く鍛えられていると思っているが、この試合の同志社もよく機能して、大東のフィナウ君、ツボウ君を前半開始早々からゲインラインまででつぶした。
結局この試合、ツボウ君、フィナウ君絡みで2トライやられたが、これは大東文化一番の強みなので仕方がない。もちろん次を相手を考える際には、「仕方ないで済まない」発想が要求されるのは間違いないところだろうが。

オフェンス合戦。
7番、8番を抑えられれば攻め手がない大東文化は、ゴール前のラインアウト→モールや8番突破のチャンスをもっと作りたかっただろう。特にこの試合、マイボールのラインアウトを確保できていたので残念だったかも。ただこの点、終わってみれば同志社の反則数が前半2、後半1の合計3だったので、ベースの部分で機能し続けたTRUSTディフェンスの勝利と言うべきかも知れないかも♪
大東文化のラインアウト、日大戦では相手のプレッシャーに結構やられていたが、この試合修正してきたのは立派だったと思う。余談だがこの辺り、大東文化が良かったのか、同志社のプレッシャーが弱かったのか、どちらだろう。負ければ最後のトーナメントで、わざとプレッシャーを掛けないこともあり得るのかどうか。帝京戦にその答えが転がっているはずだが、「あり得るかも」と思わせてしまうところがトップリーグ出身の監督の興味深いところだ。。

一方の同志社。関学戦前半に見せた夢見心地の連続パンチ、相手から「お前のパンチ、見えなかったぜ」と言われそうな切れ味を見せてくれたものの、その後はなかなか試合を通して精度を維持、アップできずにいたように思うがこの試合、ラン、パス、キックの3つの選択肢をふんだんに織り込んで、特にラン、パスに精度の高い攻撃を見せてくれた。
重要なのは精度の高い攻撃を見せる時間帯にバラツキがなく、概ね試合を通して常に攻防、防攻の切り替えが速く、正確にできたことだ。前半特に、ディフェンスからの切り返しのトライが多かったが、織物の素敵な色合いのひとつになっていた。言わずもがなだが、7人が交替したチームの精度は今後の課題だろう。

正海君が今季、春から裏SOとして、長・中・短・超短パスやキックで指揮者ぶりを発揮しているが、特にこの試合はすごかった。前の指揮者は森脇君と長井君、そして敵陣深く攻めこむと闇の帝王のように彼がラインを操る。
彼については現在も「持って走れ」と思われる方が多そうだ。もちろん、彼としても「絶対の」チャンスと判断すればランを選択するだろうし、実際この試合でも前へ出るべき時、出ざるを得ない時はしっかり出て、強さも見せていた。
でも、今季のチームにおける彼のポジションは、単なる個人技のパーツ屋ではない。一発走りで脚力とコンタクトフィットネスを消耗して、さらにその先にノットリリースのリスクが待っているのなら、ロングキックで地域をマネージメントしたり、パスでライン攻撃を仕掛ける方が明らかに「そして勝つ」ラグビーとして合理的だと思う。この辺り、個人技嫌いと言ってしまえば乱暴だが、個人技をプラスα程度にしか評価されないっぽい宮本監督のお考えだろうか。正海君は今季、一気にスケールが広がったように思う。

MVPという発想自体あまり好きではないが、この試合でもし選ぶとすれば正海君だろう。しかし、オイラは敢えて金志龍君、チリョンちゃんを挙げたいと思う。前半早々20分、同志社のキープレーヤーである日野君に交替してから、彼はまったく違和感なくチームに機能し続けてくれた。無茶苦茶な話には違いないが、彼が大学選手権レベルの試合の2番で機能するのなら、日野君の別ポジションでの先発も楽しい選択肢としては有り得ない話ではない。

志龍、天翔ける龍となりぬべき。

スペースを埋める意識だけで、前へ出ない大東文化のディフェンス。そのディフェンス下でできたことの何10%かは、次の試合ではできないだろう。また、大東文化戦で経験した何割増かの精神力とコンタクトフィットネスが、次の試合では要求されるのではないか。
ただ今季の同志社はやっと一段花開いたが、嬉しいことに「まだもう一段か、もしかしたら二段、花開くポテンシャルが残っている」と感じさせられるような大東文化戦だった。ここから先は練習云々も大事だが、そのポテンシャルを引き出すのは22人の精神力、集中力と他でもない、敵である相手、次戦であれば帝京との試合中かも知れない。経験の少ない者が、上級者との対戦でポテンシャルを引き出されるのはよく有ることだ。

未知の領域である帝京との対戦。
天理と当たった感触を手掛かりに、最初は面食らうことがあっても慌てずに、挑戦者の嫌らしさで食らいついて行ってください。圧倒される力量差でない限り落ち着いて、試合中闘える部分に気付けば気付くほど、また慣れれば慣れるほど行けるムードが高まるはず。もし、そこまで成功すればあと一歩、そのときこそ「慌てずに」、そうチャンスの時こそ慌てずに、会心の勝利の果実を手にしてください。
キーマンばかりが目立った関西リーグ初期と異なり、今やグラウンドの15人全員が持ち味ある仕事師に脱皮しつつありますので、厳しい試合になることは当然としても、可能性は有ると思っています。
学生最高峰のラグビーを80分間、特に4回生は4年間の思いを込めて、思う存分楽しんできてくださいね。

1年間、グラウンドを這った選手部員たち、
そして自分が選んだグラウンドを這ったスタッフ部員たち、
秩父宮、そして国立で天翔ける龍となりましょう。


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Posted on 16:24 [edit]

category: 観戦レポート

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2011

12/13

Tue.

2011関東大学リーグ第1部大東文化-日大戦 

■関東大学リーグ第1部大東文化-日大戦
■2011年11月27日
■秩父宮ラグビー場
■結果: 大東文化大学17-24日本大学

12月18日花園ラグビー場で行なわれる今年の大学選手権1回戦、第1試合同志社の相手は大東文化大に決まった。外国人留学生の活躍が定番化している関東学生リーグ戦で揉まれており、加えてかつての全盛期時代に刷り込まれたイメージがあることから、常に不気味な存在に感じてしまう大東文化大だ。日大戦のテレビ中継を録画してあったので、恐る恐る戦前の偵察気分で覗いてみた。

この試合、持ち味が異なる両チームの特徴がよく表れていた。
対戦相手の日大はボールを早く大きく動かすことを基本にしながら、NO8タリフォラウ・タカウ君の縦へ突破力を初動に活用するラグビー。圧倒的な身体能力を備えるタカウ君は真っ直ぐ前へ出て良し、スピードとハンドオフで抜いて良し、立って後続にオフロードパスして良しで、日大の攻撃の起爆剤になっている。あの迫力で来られたら、相手のBKは恐ろしいやろな~。当然のことながら、タカウ君は相手ゴール前、FW攻撃の決め手でもある。
今季の同志社はこの日大と方向性は似ている。もちろん、タリフォラウ・タカウ並の切り札を同志社は持っていない。しかし同志社はFW・BK一体のチームとしてのスピードとパス能力に判断力、そして目指すラグビーのスケールの大きさを持っている。その点、日大には失礼かも知れませんが、彼らよりも上位の攻撃力があると思っている。

ただ、問題はその精度だ。
結局同志社は、関西リーグ中には期待値まで精度を上げることができなかった。こうまで上げることができないということは、上げるのに重要不可欠な要素が何か欠けているのかなと思わないでもない。もしそうであるなら、同志社が持っているポテンシャルは、今季中にゲームで表出させることは残念ながら無理なのかも知れない。
ポテンシャルはあくまでも可能性の話であって、所詮は絵に描いた餅、タラレバの類の感覚に過ぎない。それをどう引き出すか、さらに強豪チームの厳しいプレーのプレッシャー下であってもどう引き出せるか、その成否によって最終結果はもちろんのこと、そんな記録のことよりも自分たちの「やって楽しい、見て楽しい」度、今シーズンの充実度が大きく異なってくるだろう。端からポテンシャルが無いのなら仕方ないが、確かに持っているはずだ。ここは部員全員の胆力で、「今季の同志社ラグビー」のMAXを大学選手権のゲームで形にしていただきたい。

1回戦は安定した闘いぶりでの完勝で自信を深め、2回戦は善戦以上の闘いを。
上昇曲線としてはこんなタラレバが好みかも♪ 今季のチーム、特に4回生の皆さんは来季の開幕戦花園第1グラウンド、最終戦花園第1グラウンド、今季の大学選手権の関東チームとの対戦という、大きな財産を同志社ラグビーに残してくれた。本当に心から有り難うですがここはもうひと頑張り、1戦でも多くトップレベルのラグビーを「やって楽しい」体験して、ご自身の人生と可愛い後輩に財産を残してやってください。

さてさて、大東文化。
密集でのFWの縦に出る力が優れていて、ボールが前へ動き出すとパワーとスピードで一気のトライを狙ってくる。自分たちの強みを活用し、彼らが得点源として自覚しているのが、相手ゴール前のラインアウト→モールだ。自陣での反則は絶対に禁物だが、分かっていても試合中何度かは相手にこのチャンスが来るはずだ。FW陣は何としても耐えてほしい。
7番のフィリペ・フィナウ君とNO8のデビタ・ツボウ君は攻撃面でかならず機能する。ツボウ君は縦突破にパワーとスピード、ハンドオフスキルに優れ、フィナウ君はリンクプレーヤーらしくスピードと強さと運動量に優れている。特に彼の場合は密集脇や狭いところを抜く力があるので要注意だ。ただ大東文化の場合は彼ら留学生2人に頼り過ぎている。この点、外国人留学生の優れた身体能力が突出するわけではなくチームに溶け込んで、その上でプラスαの力を発揮している天理や帝京とは決定的に異なる部分だ。裏を返せば、彼らを止めさえすれば怖くはない。

ボールを速く大きく動かす運動量で相手の人数減らしを狙うチームではなく、チャンスと見るや爆発的な前への圧力と集中力で一気のトライを取るチームらしく、淡白な面があるようにも見受けられなくもない。日大戦、後半25分ごろ初めて7点差のビハインドを負ったが、10分辺りからパフォーマンスが落ち始めていたためか再逆転への湧き上がる気魄が見えて来なかった。この試合、日大の走力に大東文化がやられたのは明白で、この辺り走力の不安を自覚しているチームの辛いところかも知れない。

関西リーグ、今季の同志社ディフェンスは2つの顔を見せた。
ひとつは立命館戦で見せたような、相手FWの縦突破を完全に封じこんで、ほぼ相手の攻め手を奪ったディフェンスで、もうひとつは関学戦後半に典型的だが、受け始めると前に出られなくなり、相手には「行ける確信」をプレゼントし、自分は消耗、混乱するディフェンスだ。
この大東文化戦、果たしてどちらの顔を見せてくれるのだろうか。
8番ツボウ君、7番フィナウ君にどれだけプレッシャーを掛けられるか。前半早々から落ち着いて、反則なく彼らを前で止めることができたら同志社の圧勝もあるかも知れない。たとえ彼らに前に出られても、我慢強く、粘り強くどこかで攻撃を寸断し、後半パフォーマンスが落ちたところで前で止めることができれば、関西リーグのような30点ダブルスコア勝利だろうか。
逆に彼らを止めるのに人数をかけて消耗し、他の選手の自由な動きまで許してしまうようだと30点の取り合いの接戦もあるかな。そこで同志社の攻撃力の精度が関西リーグとさほど変わっていななければ、逆ダブルスコアの敗戦もないわけではないだろな。コワ~。
敗戦を想定するのに必要な前提条件が多いので、敗戦より勝利の方がハードルが低いと思いますが、文化圏の異なるラグビーのぶつかり合い。何があるか分からないので、BK陣と第3列ののディフェンス、何がなんでも頑張ってください。この相手は乗せたら手が付けられない、でも止めさえしたら元気がなくなるチームだと思います。

ディフェンス面でもツボウ君とフィナウ君は大切なアクセントになっている。両君とも常にジャッカルを狙い、フィナウ君は相手BKから立ったままボールをもぎ取るプレーを得意とする。この辺り同志社のBK陣は意識していてもやられるかも知れない。ただこのふたり、もちろんこの試合だけだったかも知れませんが、キックのキャッチにひょっとして不安意識があるかも。

ラインアウトはあまり強くなさそうだ。特にマイボールの時、相手のプレッシャーに弱さを見せる。金本君が跳ぶ同志社ラインアウトなら、十分プレッシャーを掛けられるかも知れない。

言わずもがなではありますが、とにかく負ければ終わりのトーナメントです。
2回戦の帝京戦。前半40分で帝京の強さを体感し、同志社の通用する部分を確認。そして、それを踏まえた後半40分で帝京3連覇を同志社が阻止する。
こんな超濃密な「やって楽しい」秩父宮の場に立つためには、1回戦の花園を22人の同志社大学を代表する選手全員、いや部員全員、いやいやさらに応援席の関係者や同志社ファン全員が、それこそ「結果はあとから着いて来る」の集中力で80分を乗り切らなければなりません。この日花園に集う「同志社たち」はそれぞれの持ち場で各自すべてを出し切って、大東文化さんを圧倒しましょう。

TRUST
グラウンド上の選手、スタッフ、応援席の部員、指導陣、応援席のファン。
それぞれの立場、それぞれの次元を超えて、この言葉は同志社をひとつにするはず。
18日は皆さん、頑張りましょう。

Posted on 15:16 [edit]

category: 大学ラグビー

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