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2011

06/20

Mon.

練習試合立命館大A戦(6.19)  

多忙で立命館戦のレポが週間遅れになってしまいました。
申し訳ございません。
あ”~!関学戦、見たかったよん。


■練習試合
■6月19日、14:45
■田辺グラウンド
■天候 曇り
■結果 D32-24R

Dサポートネットワークにいらっしゃいませ
http://d-support-network.net/

練習試合といっても両校ともファーストジャージ、
試合前に同志社チアーで気合いが入り、
ノーサイドは両校選手がグラウンド上で健闘を讃え合う。

この試合、練習試合と謳われているが、
「練習試合以上」の意図が隠されていたのは間違いなさそうだ。
Wikiniよれば「両校学生の同立戦・立同戦離れが常態化している」らしい。
もしも「同立戦・立同戦復活の第一歩」の意図が隠されているとしたら、
ここしばらく停滞感のあった同志社ラグビーを思うと、
非常に喜ばしいことだ。

「まずは、やってみればええやん」
これが宮本流なのかどうか知りたいところだが、
いずれにしても同志社大学ラグビー部は活性化する。

学生たちの「試合告知ムービー」が楽しみです。
学内でラグビーを盛り上げる、
前向きな企みはどんどん挑戦してください。

大きな企画なら、ファンの支援が必要かな。
企画に賛同して、参加意識を得られるなら、
ファンが喜んで協力するのは疑いない。
ん?まずは同立戦用の観客席増設ってか。


それにしても余談だが、
グラウンドで両校選手がファイトを讃え合う、
ノーサイドの光景は良いですね。

ラグビーの原点は定期戦や対抗戦だと聞いているが、
この原点ラグビーでは「母校のプライドを懸けて戦う」気持ちが、
選手はもちろん、観客にも強かったに違いない。

このラグビーの原点から滲み出たエキスを集めたものが、
オイラは「ノーサイド」だと思っている。
1年間、相手を倒すための準備をし、
選ばれたメンバーは、選ばれたこと自体に誇りを持って闘い、
試合後はお互いのゲームの健闘と1年間の苦労を讃え合って、
最後に次回までの健闘と勝利を誓い合う。

そこにあるのは、
チームへのプライドと相手のチームへのリスペクトであり、
それらが、勝負に対する執着心の源だった。
「勝ったから、俺たちの方が格上だぞ、ブヒッ」の世界とは、
少々世界観が異なるラグビー風景だ。

最近は大学選手権の影響からだろうか、
大学ラグビーの格付けに身も心も侵されてしまって、
ファンは「勝つか負けるか」に血まなこになっている。
大学ラグビー界のこの格付けへの強迫観念が、
大学ラグビー人気低迷の一因になっている、
そんな可能性もあるのではないかと最近思い始めている。

立命戦の試合後の両校選手の笑顔。
観客席に向かって並んでくれた立命の選手たちにも、
いつも以上に愛情が湧いてしまった。
学生たちのノーサイドが観客席のオイラにも伝わって、
「どっちが強い病」に侵された悪夢から、
一瞬醒ませてくれたのだと思う。


さて立命A戦の前半。
メンバーは同志社代表チームとして招待試合等を戦ってきたメンバーに、
6番秋山哲平君、7番若江快君、10番加藤良平君を加えたもの。

今年の同志社のゲームはボールを動かす意識が特に高いので、
オイラの「見る力」が展開の速さについて行かず、
選手の背番号を追い切れない。
抜擢された秋山君、若江君、加藤君を追いたかったのだが、
力不足、訓練不足で適わなかった。
申し訳ありません。
ただ、彼らの特別目立つ局面がなかったということは、
B戦と異なって、まだA戦ではさすがに埋没するということの他に、
彼らがミス無く、安定してポジションをこなしていたことも、
同時に教えてくれていると思う。

秋山君についてはオイラが記録できたものとして、
「14番関戸君が相変わらずのキレで自陣から50m(?)ちかく独走、
そこに秋山君ただ一人が並走していた」というのがある。
2人のコミュニケーションの経験不足からか、
このときボールはつながらなかったが、
おそらく上回生からだろう、彼は頭をナデナデされていた。


この試合の前半、
オイラが特筆したいのは、15番正海智大君だ。
ご本人や関係者の方々には本当に失礼な話だが、
国際試合での活躍と同志社でのプレーがどうしてもつながらず、
「秋の15番、正海君の指定席ではなくなる可能性もある」
くらいにまで心の中で密かに思っていた。
キック処理の安定感が抜群だと思っているが、
それ以外に「正海じゃないと駄目」のプレーを挙げられなかったからだ。
この試合までは。

この試合、彼のプレーの印象がいい意味で本当に違った。
特に30分辺りからは凄かったと思う。

告白しますとオイラ感激してしまいまして、
30分辺りからは彼の動きしか追っていませんでした。
ですから、メモのほとんどは15番正海智大君のことばかり。
果てはメモの最後「⑮ええわあ」で締められておりまして、
気色悪いオッサン化しておったようです。

この日の正海君、何が凄かったって、
積極的にラインに入ってパスに絡む、絡む。
単にカウンターのロングゲインやトライゲッターとしてだけではなく、
まるで「敵陣25mからの隠れ司令塔」のように、
ライン攻撃の「つなぎ」のキーマンとなっていた。

彼にとって同志社で最後(たぶんね)のシーズン、
敵陣25mからの隠れ司令塔として、
パス、
相手裏へのゴロパント、
彼自身がタテを突く、
いろんな選択肢を彼が手にして実践してくれれば、
相手にとっちゃ「何をやってくるか分からない」危険人物になり、
同志社BKが大きな攻撃力を得ることは間違いない。
そうするときっと、
今まで単発に思えた彼のカウンターアタックにも好影響を与えて、
ロングゲイン→攻撃継続のシーンも増えるかも知れない。
だって、相手が勝手に15番正海智大君のプレーの選択肢を考えて、
一瞬ディフェンスの判断が遅れるだろうから。

「使われる側から使う側へと成長する喜び」を感じ始めておられるかも。
10番と15番のセットで、トニーブラウン1人前が上がれば面白いぞ。
うわ~!オッサンの妄想が膨らんでしまう。


立命A戦後半。
同志社のメンバーは全員入れ替わり。
いわゆる「Bメンバー」として試合を重ねてきたメンバーたちが、
この春はじめてA戦を闘う。
主務の重責を兼ねながら、毎試合ハートのこもったプレーを見せてくれている、
神崎大地君のメンバー入りが嬉しい。

前半のトライ数、D4-1R。
後半のトライ数、D2-3R。

立命館の選手たちは前後半を23人で戦った。
同志社としてはフィットネス面でのアドバンテージを貰いながら、
後半だけを見れば同志社の負けだ。
この結果だけを見ると、前半メンバーと後半メンバーに差があるのは否めない。
しかしこの日、彼ら後半メンバーは本当に良く闘った。

ラグビーというのはつくづく興味深く、面白い。
どこか華麗さが伴う、前半メンバーのようなチームももちろん魅力的だが、
どこか泥臭く、ハートが表に出る後半のようなチームもまた本当に魅力的だ。

この試合、彼らのディフェンスは素晴らしかった。
少ない人数でターンオーバー→カウンター攻撃のシーンが少なかったので、
ひょっとしたら、TRUSTディフェンスの理想からはまだ遠いのかも知れない。
しかし、この日の彼らはハートと、それがもたらす集中力で、
地域獲得率もボール獲得率も「D30-70R」と思われるような不利の中、
立命の執拗な攻撃を止め続けていた。

後半30分ころのオイラのメモ。
「技術云々じゃなく、ハートで止めている感じ」
この感想、オイラ語の定義では「称賛」に分類されるんですわ。
相手に6トライ許すか、3トライに抑えるか、
試合が始まってしまえば、それを決めるのは自分たちのハートだと思うから。

「立命のミスに助けられた」と評論される方もおられるだろう。
でもどうだろう、プレッシャーの無いところにミスは原則起きないのだから、
ここはやっぱりオイラ、
同志社後半メンバーがしつこく立命にプレッシャーを掛け続け、
その物理的プレッシャーが相手に精神的プレッシャーを生じさせ、
プレーに微妙なズレを生じさせたと報告したい。

38分、それでも立命に3連続トライを許し、1点差に迫られた。
「何とか勝たせてあげたいね、でないと可哀想や」の言葉が思わず出た。
普段はあまりそんなこと口にしないが、この試合は出た。
前半の貯金を使い果たして、さらに借金を背負うなんて、
後半メンバーのプライドがズタボロになり、
今度の同志社力の成長に悪影響を与えそうな気がしたから。

試合時間の残りは、わずか。
ラグビーは15人で攻めるとノッコンのリスクが生まれる。
でも、そのリスクを怯れて守りに入っちゃ駄目だとオイラは思っている。
FWでボールをキープして時間を消費する守り作戦、
それに失敗し、相手にPKを与えて逆転負けしたチームをいくつも見た。
「攻めろよ、同志社」とつぶやいたが、
嬉しいことに、後半メンバーにも守りに入る選択肢は無かったようだ。

40分、それまで各種キックに冴えを見せていた10番田中大樹君、
彼が立命ディフェンスの人数が完全に揃っているところをスッと抜いて裏へ、
パスを受けた15番藤本貴也君がトライして、勝利を確実にした。

攻めて攻めて、攻めるほどに相手ディフェンスの集中力が増して、
トライに至らないこともあれば、
一瞬の間を突いて、数秒でトライが取れることもある。
ラグビーというスポーツは、本当に人間臭い。
このトライ、
後半開始早々モールでトライを取ったきり、
延々と愚直にしつこくディフェンスを続けていた選手たちへの、
ご褒美としか思えないトライのような気がした。

立命のリスタートキックを待つ同志社。
このわずかに残ったロスタイムに山神コーチの声が飛ぶ。

「お前ら、後半は負けてるぞ!」

最後の笛が鳴るまで、選手に集中力を切らせない現実的な声。
常に攻める気持ちを失わなければ、攻め込まれる隙も生まれにくい。
あの声は、コーチングの素敵なファインプレーだ。
今季同志社がどこまで躍進できるかは、
後半メンバーの成長度にかかっていると言っても、
過言ではない。

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2011

06/13

Mon.

練習試合三菱自動車京都戦(6.11) 

■練習試合
■6月11日、14:00
■田辺グラウンド
■天候 曇り
■結果 D43-45M

Dサポートネットワークへどうぞ
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「レッドエボリューションズ」をウィキってみた。
曰く、

母体は三菱自動車工業京都ラグビー部。
1971年と1975年の全国社会人大会を制覇した古豪として知られた。

2003年、三菱自動車工業本社のスポーツ支援体制の見直しに伴い廃部。

その後「レッドエボリューションズ」の名でクラブチーム化して設立された。
地域リーグのトップウェストAに参戦。2008年はA1に所属。

その後、
チーム名に「三菱自動車」の名を入れることが三菱自動車工業本社に認められ、
2011年4月、「三菱自動車京都レッドエボリューションズ」に改称。


レッドエボリューション公式HPへ
レッドエボリューション公式ブログへ

レッドエボリューション公式HPによると、
今年度のスタッフの皆さん(一部)は以下の通りだ。

<2011年度 TEAM STAFF>
◇部長      菊池桂吾郎 (明治大)
◇副部長     荒井和則 (岩手大)
◇副部長     藪田治平 (帝京大)
◇監督      今津博之 (同志社大)
◇ヘッドコーチ  有吉晋作 (同志社大) ※新任
◇FWコーチ   丸山朝秀 (同志社大)
◇BKコーチ   今津博之 (同志社大) ※兼任

100年咲き続けてきた同志社ラグビーの花。
その花から綿毛となって飛び立った種子が、京都の企業グラウンドに舞い降り、
「廃部」というブルドーザーによって一旦更地にされながらも、
レッドエボリューションズラグビーの花を咲かせておられる。

2011年度の彼らのチーム・スローガン「CHEETAH」、
それが要求するのは「常に的確な状況判断を行う」ラグビーだ。
そこに同志社ラグビーの花の香りを感じるのは、
ひとりオイラだけではないだろう。

特筆すべきは、Wikiに見える次の一文だと思っている。
「チーム名に三菱自動車の名を入れることが三菱自動車工業本社に認められ」

目を通すのに数秒しか掛からないこの一文。
自分を信じて、そして仲間を信じて、
レッドエボリューションズを支え合い続けた人々の、
そして、地道な努力で「三菱自動車」の名を勝ち取った人々の、
数多くのドラマが、この一文には隠されているに違いない。

その歴史において、
全国社会人大会を制覇した人々はヒーローに違いないが、
一旦途切れた歴史をつなぎ、再興に懸ける人々もまた真のヒーローである。

公式ブログによれば、今秋グラウンドが芝生化されるようだ。
もし記念ゲームを開催されるならば、
是非とも同志社大学ラグビー部をお招きいただき、
同志社大学ラグビー部は是非ともお受けいただきたい。
かならずお祝いに駆けつけたいと思います。


そんな三菱自動車京都レッドエボリューションズ戦。
同志社のメンバーは朝日大B戦と大産大B戦のメンバーに、
6番圓井君と7番清水君の今季初お目見えを加えたもの。

仕事がズレこんだので、20分あまり遅刻してグラウンドに到着。
DRFCから寄贈された得点掲示板を見るとD12-0M。
観客席に向かって歩きながらゲームを眺めていると、
遠くの方で「モールかな?」と思ったらすぐ笛が鳴った。
で、観客席に着席。D17-0M。

試合後、あるDSNメンバーの話を聴くと、
私が遅刻した時間帯の、7番清水巴君の攻撃力が素晴らしかったらしい。
清水君に関していえば、オイラが記録できたものでも、
10番加藤良平君→12番植木克敏君→7番清水巴君抜け(ラインブレイク)
というのがある。
別のDSN記者は「CTB清水君も面白い」と言っていたとか。
清水君は昨春の関学戦でもBKばりの動きをしていたから、
彼(DSN記者)がそう思うのも無理はないかも。

オイラは追えなかったがハーフタイム時、
「圓井(6番圓井仁志君)が良うなったなあ」
という声が観客席から聴こえてきた。
遅刻した上に、試合で圓井君を追えなくて申し訳ありません。
次回はしっかり追わないとね。

余談ながら、
概して観客席からは、ネガティブな感想の聴こえてくることが多いですが、
こうやって「ポジティブ」な感想が聴こえてくると嬉しいですね。

嬉しいついでに、オイラのポジティブ・メモも聴いていただこ~かな。

前半30分ごろ、11番倉津正典君、ラックのパスアウトの好判断。
前半30分~40分、2番金志龍君、FWとしっかり当たって倒れずボールキープ。
前半30分~40分、5番神大地君、正面から相手FWにナイスタックル。
前半30分~40分、7番清水巴君を中継した展開プレー有効。
前半30分~40分、10番加藤良平君、相手と近い間合いで動ける面白さ。


後半。
40分の時間内に両チーム合わせて10個のトライ。
単純計算で、ゴールキックを含めて4分に1個のトライだ。
これって、どういうことだろう。
後半のメモを見返すと「後半スピード負け」から始まっている。
スピード負けとは要するに、
前半に比べて選手のパフォーマンスが落ちたということであり、
それはフィットネスに課題を抱えているということだと思う。

前半機能したTRUSTディフェンス。
それが相手のCHEETAHオフェンスに押され始め、
FW近場は食い込まれ、BKは相手に正対できず横向きのタックルが増えた。



昨季の関西大学Aリーグ。
同志社が取られたトライは27個。
対して、他の圧倒を続けた天理が取られたトライは11個だ。
この記録はディフェンスシステムの評価以前に、
「同志社のフィジカルが劣っている」という現実の証明に他ならず、
あれから6ヶ月しか経たない今、もちろん改善は見られるものの、
6ヶ月前の現実を抱えながらの改善であることを忘れてしまうと、
同志社と既にフィジカルを備えている天理との今秋の逆転は有り得ない。

「宮本監督が来られたから、ガラっと変えてくれるはず」

そんな雰囲気だけの世迷言は、
時に孤独の中で現実と格闘された、また現在されている、
前監督にも新監督にも失礼千万な話だと思っているが、
ファンがそう語るのは、もしかしたら許されるのかも知れない。
しかし、もしも学生の中にそう思っている人がいるとしたら、
それは絶対に許されるものではないだろう。
なぜなら、同志社と天理の現実を逆転させるのは、
同志社大学ラグビー部員個人の、フィジカルで天理に近づくための、
並大抵でない現実の鍛錬しかないからだ。

宮本監督は、人にパワーやフィットネスを与える魔法使いではない。
また、明らかに自分よりフィジカルで勝る相手にも勝ってしまう、
そんな魔法使いでもないはずだ。
「肉体」を表すフィジカルという言葉は、「物理」の意味も併せ持つ。
スポーツには、人間が肉体を使って行う「物理現象の集合」の一面があるが、
現代ラグビーの場合は、特にその意味合いが強いと思っている。
フィジカルで劣れば、その時点で勝率は大きく下がる。

しかし、どうだろう。
宮本監督を拝見していると、オイラが申し上げるのは失礼だが、
天理より少し劣るフィジカルであれば、物理的不利をカバーして勝って見せる、
そんな魔法を持っておられる期待感が非常に高まってくる。
また、同程度のフィジカルまで上げることができれば快勝してしまう、
そんな魔法を持っておられるに違いないと感じされられるものがある。
もちろんそれは実は魔法ではなく、理論に裏打ちされた「何か」なのだが。

学生たちが個人の意志とコーチのサポートでフィジカルを上げさえすれば、
天理相手の魔法を見せていただける、
そんなチャンスが生まれるかも知れない。
逆に学生たちがフィジカルを上げることができないのであれば、
天理だけではなく、他の大学相手でさえ魔法を見られない可能性もある。

打倒天理における学生たちの役割は、
AとかBとか関係なく、自主練習でフィジカルを上げることであり、
そんな学生が増えることで部の文化を変えること、
いや、かつてあった部の文化を再興することに尽きるのではないか。


TRUSTディフェンスの長時間に渡る崩壊を思い出しながら、
真に失礼な話かも知れませんが、こんな話が湧いて来ました。
ネガティブな話ですみません。

ただ、オフェンスについては後半も素敵でしたよ。



















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2011

06/06

Mon.

招待試合慶応大戦(6.5) 

■招待試合
■6月5日、13:00
■伊那市陸上競技場
■天候 曇り
■風 前半:風下(やや強) 後半:風上(やや弱)
■結果 D29-36K

Dサポートネットワークにいらっしゃい
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京都でお仲間に拾っていただき名神道を小牧へ。
小牧から伊那までは500mほどの標高差を楽しむように、
クルマは中央道をぐんぐん駆けて行く。

今年も恒例の「伊那」がやってきた。
今年で15回目を数え、
招待校の2枠のうち、1枠はかならず同志社にしてくださっている。
試合後「ミスマッチか」と疑問が湧くような敗れ方をしても、
かならず同志社を招待してくださっている。
長野県ラグビーフォットボール協会が関東圏に所属されるにも関わらず、
かならず同志社を招待してくださっている。
つまり伊那の方々は同志社ラグビーの変遷を、
そして同志社大学ラグビー部の学生たちの成長を、
ず~と見守ってきてくださったのだ。

招待試合と名の付く試合はいろいろある。
しかし、招待校の一方が毎年決まっている招待試合なんて、
おそらく探しても無いのではないか。
大学ラグビー招待試合実行委員会の方々は、
「なんで、毎年同志社なの?」
そんな素朴な疑問を受けておられるはずだ。
同志社大敗に終われば、汗を掻き掻き頭を下げておられるのかな?
よせばいいのに、そんな情景を想像してしまう。

若者にはまだ骨身で分からないことかも知れないが、
人と人の温かい心の交流は「人生の最上の宝物」だ。
その点で、伊那の人々に毎春温かく迎えられることの持つ意味は大きい。

同志社大学ラグビー部公式ブログへ
多くの人々に向けた、学生からの素敵な手紙である。
競技場のスタンドから伊那谷に向けて吹き渡る風のように、
そこにはてらいもなく、また外交辞令のあざとさもない。
同志社大学ラグビー部の学生が自分の確かな言葉で感謝を示せるよう、
何年もかけて伊那の人々が育ててくださったのだ。
学生に習って、オイラも感謝しなければならない。
伊那の皆様、本当に有難うございます。

慶応戦。
両チームの個性でトライを取り合った、
ワクワク感のある、楽しく、好い試合だった。

前半D10-19Kだったものの、もちろん自分の感覚でしかないのだが、
地域もボール獲得率も60:40か65:35(ちょっと言い過ぎ?)で、
同志社が慶応を上回っていたように思う。

それにしても8番西林宏祐君の強さとスピードは、
関東方面強豪相手でも十分に通用している。
また、2番日野剛志君のプレーの鋭さから生まれる、
オフロードパスが本当に魅力的だ。
ここ数年、関西リーグでもあまり見ることができなかったオフロードパス。
今年はパスの出し手が増えたことも楽しいが、
何よりスピードに乗ったパスの受け手の増えたことが、
ゲームにワクワク感をもたらしているのは間違いない。

前半2本の同志社のトライ。
1本は慶応ゴール前、同志社BKが普通の力ですんなり取ったもので、
もう1本は10番森脇悠輔君の魅力あるロングパスから、
14番関戸航星君の魅力あるランプレーで取ったもの。

一方慶応のトライは3本だったが、
1本目はワイドラインを使った攻撃の一番左タッチライン際を、
慶応11番にすり抜けられてからの連続攻撃で、
TRUSTディフェンスに少し慌てた感じが出てやられたものと、
2本目は同志社BKが持ち込んだラックをターンオーバーされ、
攻守の切り替えが一瞬遅れて慶応BKに切り返されたもの、
そして3本目は同志社の攻撃中、
パスを慶応13番がインターセプトしてやられたものである。

3本目のインターセプト。
パスそのものはスピードある良いパスに見えたので、
もちろん同志社のミスと言われれば反論できない正論だが、
それまでにじっとタイミングを測って狙っていた、
むしろ慶応13番の一か八かのファインプレーだったと思う。
そのプレーが褒められるものかどうかは別として。


後半、慶応は攻撃スタイルをガラっと変えて来た。
試合後、あるDSN記者が「慶応は形振り構わず勝ちに来た」と評したが、
彼によると5月15日の慶応-関学戦とはまったく違ったそうだ。
オイラ、その試合も見たかったな。

前半、慶応はラインを広く取るオーソドックスな攻め方だったはずだ。
ところが、後半の慶応はFW・BKの縦へのスピードを全面に押し出し、
TRUSTディフェンスの近場近場を集中して崩しに来た。
おそらく前半同志社のディフェンス力を診断して、
「オーソドックスでは後半は攻め切れないかも」と判断したのではないか。

後半開始早々から10分過ぎに同志社が連続トライで逆転するも、
そこから30分過ぎまで慶応が完全にゲームを支配する。
スピーディーな慶応の縦攻撃に一瞬棒立ちになることから食い込まれ、
止めてはいるものの慶応の攻撃テンポを崩すに至らず、
驚きの3連続トライを許した。
「驚き」と表現するのは、
「こいつら(慶応)、ホンマはこんな顔を持っとるんや」
という驚きがあったからだ。
さすが強豪グループに数えられる校は、引き出しが多い。
でもね、同志社はこの日も、相手の引き出しを開けさせたぞ。

先週の雨中の明治戦、後半20分過ぎ。
ワイドなTRUSTディフェンスラインに対して、
明治はFW周辺による縦突破に集中、
少しパフォーマンスが落ちた感のある同志社から2トライを奪った。
明治の縦攻撃を止めてターンオーバーすれば同志社はラインに展開、
切り返しの総攻撃ができたはずの局面。
しかし、その攻防を制することができなかったTRUSTディフェンスの強度。

伊那の人々の思いが込められた良好なグラウンドコンディション。
慶応のFW・BK(特にロック陣)を混じえた縦攻撃も、
関東強豪のひとつに数えられるだけあって、
さすがにスピーディーで、執拗で、上手かったな。
TRUSTディフェンスラインはどこか面食らったようで、
約20分間、混乱し、落ち着かず、慌てていた。


でもね、後半35分。
慶応は同じことの繰り返しだが、その手を緩めない。
先ほどトライを許したばかりなのに、早くも同志社ゴール前。
慶応に4連続トライを許せば大袈裟ではなく、
TRUSTディフェンスへのTRUSTが揺らぎかねない。
この大切な局面で、今年の同志社代表チームはひと味違った。

確か慶応FWがノッコン。
それを反応良くアドバン中にターンオーバーした同志社は、
優れた慶応の集中力をさらに上回る集中力を見せラインブレイク、
最後は関戸君の「切り返しのトライ」に結びつける。

これこそがTRUSTディフェンスの理想。
この好チームは瀬戸際で、「凹むわ~」に陥る危機を防ぎ、
さらにTRUSTディフェンスへの確信を手にしてみせたのである。


それにしても、10番の森脇悠輔君。
長短のパスが素晴らしいのはもちろん、
その足から繰り出される様々なキックが本当に魅力的で、
しかも正確な状況判断に基づいている。
当然これから失敗もあるでしょうが、
メンバーとコミュニケーションを深めながら、怯れず磨きをかけてください。
もうひと化けすると、「スゴイSO」の称号がお手に入りそうですね。

第1列の機動力ある攻撃も見られたし、
7番金本航君のすんばらしいロングパスも見られたし、
皆さんの頑張りで慶応の素顔も見れたし。
本当に楽しいラグビーゲームを有難うございました。
両チームの皆さんに感謝します。

何を置いても、伊那市の大学ラグビー招待試合実行委員会の皆さんが、
好ゲームで「ホッとされたかも」と想像すると、
それが一番心温まりますね。

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