FC2ブログ
04« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»06

--

--/--

--.

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted on --:-- [edit]

category: スポンサー広告

trackback: --     comment: --

Page top△

2011

05/31

Tue.

招待試合明治大戦(5.29) 

■招待試合
■5月29日、14:00
■西京極球技場
■天候 雨
■結果 D7-28M

Dサポートネットワークにいらっしゃい
http://d-support-network.net/

仕事がズレこんで、少し遅刻して西京極に到着。
到着したときには、既に先制トライを取られていた。

前半11分、自陣から抜け出すことが出来ずピックアップの反則。
で、明治お得意のラインアウト・モールを押し込まれ、
早くも2本目のトライを献上して、D0-14M。

ここ数年、関東強豪との対戦では、
大差負けのイメージが脳裏に刷り込まれている。
試合開始から5分毎にやられて少し膠着、
しかし前半の後半再びやられ始めて、後半はなす術なしのデジャブ。
だから、この段階では「どうなることやら」と大敗も想定内に入った。

ことろがだ。
この日の同志社は違った。
前半15分過ぎ。
同志社の良いタッチキックで敵陣深めの明治ボール、ラインアウト。
それをターンオーバーすると、10番森脇悠輔君が右ラインへキックパス、
私は「面白いアイディア」と思ったが、紙一重の余裕が足りずノッコンとなる。
さあ、その乗っ婚を受けて明治ゴール前、明治ボールスクラムだが、
ここで同志社FWがスクラムでファインプレーを見せた。
集中力あるプッシュで明治スクラムのバランスを崩しターンオーバー、
すかさず、そして躊躇なく、8番西林宏祐君が右を襲い右隅にトライした。
さらに、その後の難しいコンバージョンキックを、
10番森脇君が決めるファインプレーを見せて2点をもぎ取った。

前半20分でD7-14M。
この辺りからだ。
同志社の選手全体、ライン全体が目に見えて、落ち着きを見せ始めた。
また、イーブンボールへの働きかけ、集中力は同志社が断然良い。

この後、明治ボールラインアウトから生まれたラックをオーバー、
ターンオーバーしたボールを10番森脇君が明治の裏へキック、
その瞬間、明治のレイトタックルの反則が成立してペナルティー、
明治陣深く攻め入ったものの、得点には至らなかった。

ラグビーは「まず敵陣でプレー」の陣取りも大きな要素だ。
雨の中の悪コンディション下では、特にこの要素は重みを増す。
敵陣に攻め入るチャンスを得点して帰れるかどうか。
前半20分までは、明治が2回のチャンスを2回ともモノにし、
同志社は1回のチャンスを、潰しかけたものの粘ってモノにしたと言える。

先にチャンスを得た同志社がモノに出来なかったとなると、
流れとしては次、明治のチャンスが来る番だろう。
前半20分過ぎ。
同志社ゴール前、明治ボールラインアウト。
「ここでやられると『やっぱり同志社』に戻る。何とか耐えて」
とオッサンが念仏を唱える。
1回目のチャンス、当然のように明治はモール攻撃を仕掛けてくる。
同志社は耐えるものの、明治のモールは芯まで崩せない。
ゴール前まで押され「ウワ~」と思ったが、
明治がインゴールノッコン(おそらく)してくれた。
雨で手が滑った?いや、同志社の誰かが手を入れたと思っておく。
2回目のチャンスは、それを受けての同志社ボールスクラム。
ここでも同志社FWはスクラムを耐えるファインプレーを見せ、
その後の(焦った)明治SHのオフサイドを誘い、危機を脱した。

前半25分。
同志社の攻撃が明治の連続ペナルティーを誘い、
明治ゴール前、同志社ボールラインアウトまで攻め込む。
連続攻撃が「連続球出し」という点で十分に通用するも、
明治のディフェンスも粘り強く、
最後はノットリリース・ザ・ボールの反則で攻撃権を失って得点に至らない。

この辺りからの15分間、
得点には至らないものの、同志社が連続攻撃できる時間帯だった。
ほんの少しの、本当に微妙な感覚に過ぎないが、
明治のパフォーマンスが落ちたのでは?と思わせる瞬間があったように思う。
だからハーフタイム中、私は仲間に「勝てるかも」と言ったのだ。
「(一足飛びに)そうなりますか」と突っ込まれましたがね。
やっぱ、久しぶりに関東強豪相手の好い試合を見て、舞い上がったかな。

後半5分。
20分くらいまでの明治は元気だぞ。
同志社ゴール前。
明治は例によってFW攻撃で同志社の消耗狙いだ。
しかし、この明治シリーズ、同志社はゴールを守り続け、
最後はゴール前スクラムのピンチ。
ここでも同志社FWはスクラムでファインプレーを見せた。
明治のポップアップかな、じゃなくて真っ直ぐ押さなかったかな。
明治スクラムの反則を勝ち取って危機を脱出した。

10分過ぎ。
8番西林君がたぶん頭を打ちながらも復活した。
7番金本航君が右腕を痛めながらもプレーを続けた。
結局この2人は公式HPを見ると、最後まで交替しなかったようだ。
2人のファイトを称えよう。

この辺りから20分辺りまでは、逆に同志社の時間帯。
前半最後同様、明治のパフォーマンスが心なしか落ちたように思う。
同志社のTRUSTラインが完全に機能し、
下(グラウンド)のボールへの集中力・人数は同志社が上回り、
同志社はディフェンスで攻撃権を取り返す姿を数多く見せた。

「ア~!そこはボールを拾わず、もう1回キックかも」とか、
「ア~!そこはキックパスじゃなくて、展開パスかも」とか思うような、
敵陣入ったところで大きなチャンスがあったが、得点には至らなかった。

この「タラレバ」。
プレーの選択のタラレバ、これこそがラグビーファンの楽しみだ。
そして、プレーの選択の自由を標榜し、
他の選手とのラグビー馬鹿的コミュニケーションを通して、
選択するプレーのバリュエーションと精度を高める、
本来の同志社ラグビーを愛する同志社ラグビーファンの楽しみである。

後半20分辺り。
カメラを持っていればなあ。
非常に興味深いシーンが出現した。
防御側の同志社が広いラインを引き、
攻撃側の明治はFW近場攻撃に限定した狭いライン(?)で攻撃するシーン。
もし、明治のノッコンなどでターンオーバーできれば、
すぐ遠く展開して同志社の大チャンス、
うまくすれば切り返しのトライまで持って行ける可能性の創出。

ここ数年、関東強豪相手では立場が逆のシーンしか覚えがない。
球出しに人数がかかり、近場の攻撃に集中せざるを得ず、
最後はターンオーバーされて「心が折れそうな」トライを取られる。
そんな、ディフェンスラインのTRUSTだけに勝ち取ることができるトライ。

前半20分から後半20分まではD7-14Mのまま。
明治の選手の想定に「負け」は無かったろうが、
明治の監督はじめ関係者の想定には「負け」も顔を覗かせに違いない。

だが、この勝負どころで、明治と同志社に総合力の差の現実が出た。
明治のパフォーマンスが落ちたように思ったが、
同志社もやはりパフォーマンスは落ちた。
この辺りから両チーム、リザーブが投入し始めたが、
明治はパフォーマンスを元に戻し、
一方の同志社はおそらく、
明治と相対して、落ちたままだったと言うべきだ。

結局25分からは、
明治の「まず敵陣」が2度成功して、明治が確実にチャンスをモノにし、
同志社には「まず敵陣」を成功させる力が残っていなかった。


この試合、雨が両チームの戦力から多くを削いだ。
さて、どちらにとって雨は有利になったか。
もちろんこれは私の感覚でしかないが、
今の段階では明治の選手の方がより多くのものを持ち、
雨によって削がれたものは同志社よりも多かったかも知れない。
また、ホームとアウェイのモチベーションも、
雨によって削がれるのはアウェイチームの方が多く、
その辺りはグラウンドのイーブンボールへの集中力の差、
それが同志社優位となって表れたかも知れないと思っている。

もしも、たとえそれが当たっているにせよ、
この日の同志社は明治に対して真っ向勝負を挑み、
前半10分で2トライ取られながらも精神的に崩れず、
TRUSTラインを心の拠り所に、
そして、水浸しの地を這う集中力を拠り所に、
持てるものをすべて出し切って闘った。

ラグビーの神様からの今回のご褒美は何か。
それは、ラグビーを楽しむための努力をさらに重ねれば、
明治レベルとも堂々と渡り合える可能性があることを肌で知ったこと、
また何よりも、
「自分たちがそういう人間集団である」ことに気づいたことだ。

次週の慶応戦。
TRUSTディフェンスを拠り所に、
前半開始から全員集中力全開のゲームを完遂し、
この試合でもラグビーの神様から、次のご褒美をいただいてください。
チームとしても、個人としても。

明治戦。
好いゲームを有難うございました。
見て楽しかったです。

Dサポートネットワークはこっち、こっち
http://d-support-network.net/
































スポンサーサイト

Posted on 21:30 [edit]

category: 観戦レポート

Page top△

2011

05/31

Tue.

練習試合大阪産業大B戦(5.28) 

■練習試合
■5月28日、14:40
■田辺グラウンド
■天候 雨
■結果 D33-17O・S

Dサポートネットワークにいらっしゃい
http://d-support-network.net/

大阪産業大B戦。
大阪産業大はBチームも、Aとよく似て真面目な好チームの印象を受ける。
同志社ラック、少しでもチャンスがあればしつこいオーバーで、
ターンオーバーを狙ってくる。

ただA戦と異なって、この試合の同志社の攻撃力は、
FW・BKのスピード、テンポが相手ディフェンスを上回った。
1本目のトライはスクラムを起点に展開、
誰もが復帰を喜ぶ12番植木克敏君が裏へ抜けて、
新人ながら既に定評が生まれつつある15番鳥原将司君に渡って取ったもの。

2本目は確かラックをターンオーバーしてテンポ良く展開、
公式HPによれば、これまた定評のある11番廣田宗之ゲームキャプテンから、
12番植木克敏君に渡って取れたものだ。
私にとって新鮮なところが、その時間帯のメモにある。

「1番(山下祥平君)の突破力・走力光る、9番(中山裕介)の動きの良」

3本目のトライは20分過ぎ、
粘り強く、執拗なディフェンスが相手にゲインを切らせず、
たまらずノッコンしたところを4番角川海人君がセービング、
寝ながら後続にパスして、15番鳥原将司君が抜けて独走した。

前半はもう1本トライを取るが、前半の感想として
「ボールをFW・BKがテンポ良くつなぐ、面白いラグビーができている」
「ディフェンス、サイドをきっちり止める。振られてもしぶとく止める」
こんなメモが残っている。
また、印象の残ったのだろう、⑥と⑤の文字が書かれている。
⑥は6番柴田悠司君、⑤は5番神大地君であるのは言うまでもない。
きっと、その真面目さに心を打たれたに違いない。

前半終わってD26-5O・S。

大阪産業大はAもBも似たもの同士で、その精神力において粘り強い。
後半早々、今度はお返しとばかりに、
同志社の連続攻撃で生まれたラックを愚直にオーバー、
ターンオーバーから展開してトライを奪った。

この後の時間帯、「7(小林徹也君)のファイト、光る」のメモがあるが、
10分くらいに小林君が頭を打ったか負傷退場、
なんとなく大阪産業大に傾いた流れのままに連続トライを献上して、
D26-17O・S。

似たもの同士という意味では、
同志社も大産大A戦とこの大産大B戦のチーム、
その試合展開において、よく似ている。

A戦のメンバーも後半、
苦しい相手に流れが来ている時間帯に「決め」のトライを忍び込ませたが、
このB戦のメンバーも「決め」のトライを勝ち取った。

この辺りから試合終了までのメモ。
「⑥(柴田悠司君)光る」
「⑯(安井貴大君)ナイスタックル」
「⑫(植木克敏君)光る。ラン、パスタイミング」
とある。

これらは「お前の目は節穴か!」と突っ込まれる程度の目が、
一所懸命見ているつもりでピックアップした事象と選手に過ぎない。
だからおそらく、いや間違いなく、
トライを成立させる過程で、地味なTRUSTを果たした選手は見えていない。

その辺りは、真に申し訳ありませんが、
sigunian記者、さいたま69記者、輪島記者等のレポートでお楽しみください。

Dサポートネットワークはこっち、こっち
http://d-support-network.net/










Posted on 15:07 [edit]

category: 観戦レポート

Page top△

2011

05/31

Tue.

練習試合大阪産業大A戦(5.28) 

■練習試合
■5月28日、13:00
■田辺グラウンド
■天候 雨
■結果 D29-17O・S

Dサポートネットワークにいらっしゃい
http://d-support-network.net/

雨の日の田辺グラウンドの試合。
試合出場選手たちがグラウンドで地を這い、ずぶ濡れになるのは当然だが、
トレーナーやマネージャーのスタッフたちも女性が多いにも関わらず、
当然のように雨に濡れながら、自分のTRUSTを全うしている。

同志社大学ラグビー部は単にラグビーを楽しむ選手学生だけではなく、
彼らの下支えに自身の矜持を見出す、スタッフ学生によっても構成されている。
当たり前のことなのに、ともすれば忘れがちになるこの戦力。
雨の日の観戦は、改めてこの戦力の存在に気づかせてくれる。

大阪産業大A戦。
前週の日本新薬戦に後半出場した岩崎大輔君が、
ゲームキャプテンに抜擢されていた。
前半終了のころから少し足を痛めた様子が見え、残念ながら後半は交替したが、
30分ころ相手デカイFWにタックル一発、
ノッコンのターンオーバーをゲットする派手なシーンも絡めながら、
彼がこの試合で試されることになったTRUSTに、
十分応えた働きをしていたと思う。

大阪産業大Aチームは、このレベルで好いチームだ。
雨の影響だろうか、
同志社のBKが止まってボールをもらって展開するせいもあったが、
何よりタックルはじめディフェンスが真面目だし、
時折り集中力あるラックでターンオーバーも勝ち取っていた。

そんな中、横幕哲平君のプレースタイルが目をひいた。
相手ディフェンスに突入、一瞬倒れると思いきや、
さらに強さと速さで前へ出る面白さがある。
このスタイルを天理のディフェンスでも発揮できるよう、
磨きに磨いてください。
そうすれば同志社の大きな武器のひとつに間違いなくなります。

今年の同志社のディフェンスである「TRUSTディフェンス」は、
A~C(?)どのレベルにおいても、安定感の向上を見せている。

ラインのどこかに不安(不信感)を抱えながらのディフェンスは、
宿命的にディフェンス態勢の混乱と崩壊を招きやすいはずだ。
また、余分な体力の消耗と精神的な疲れは、
想像以上のパフォーマンスの低下も招くだろう。

そういう意味で、
ライン網を淡白に破らせないディフェンスの安定感が攻撃への集中力を生み、
「選手たちがラグビーを楽しんでいる」感が観る者に伝わってくる、
そんな好循環をも生んでいる。
この好循環の持つ意味は、ラグビー部の成長にとって小さくない。

先日、中村主将の代のOBの方のお話に接する、
そんな幸せな機会に預かることができた。
花園での2回戦、帝京大から50点を奪い、
定評ある帝京ディフェンスを混乱の極に陥れる離れ業をやってのけた試合で、
帝京大のスカウティングを担当し、
物の見事にそれを的中させ、大きな戦力となられた方だ。

「ボクらの代は、ラグビー馬鹿が多かったですから」

最後の最後、Aチームとして試合ができるのは20数人と決まっている。
そこで多くの者は裏方に、
ラグビー部の代表チームを下支えする側へ回らなければならない現実がある。
そのとき心からラグビーを愛し、同志社を愛し、仲間を愛し、
下支えの作業を矜持を持って楽しみ、戦力にまで高められるかどうか。
ラグビー馬鹿として、同志社で持てる能力を出しきれるかどうか。
それはおそらく、それまで彼がどれだけラグビーを楽しみ、
また、楽しいラグビーをどこまで満喫できたかに懸かっているのではないか。

今季の選手諸君。
TRUSTディフェンスを基点に、
今年は選手としてもスタッフとしても、ラグビーを満喫してください。

後半25分過ぎ、D24-7O・Sとなった。
残り10分程度、「さあ、同志社が畳み掛けるか」の期待はあったが、
大阪産業大Aチームはやはり好いチームだ。
ほんの少し同志社のパフォーマンスが落ちたのを突いて、
自分たちは落とすことなく、10分間に2トライを取る。

一方の同志社も苦しい流れの中、
大阪産業大Aに完全に呑み込まれず、反撃して1トライをあげたのが、
「勝利への執念」「ゲーム・マネージメント」という意味で立派だった。
苦しい中、そこで取るか取らないかが、
試合後笑って充実感を得るか、悔しさのタラレバに停滞するかを決める。

「D24-7O・Sの時点で突き放さなアカンやろ」という評価はあろう。
だが、それは一見評価の姿をとっているが、単なる願望でもある。
最後、同志社のディフェンスはほんの少し横流れになっていた。
パフォーマンスの低下によって、
TRUSTが少しダメージを受けかけていたかな。

何がどうなのかの分析は学生とコーチのお仕事だ。
勝利と「楽しかった感」の快感を大切にしながら、
次の試合出場を狙って各自、自己戦力化のレベルアップを楽しんでください。
そしたらきっと、ファンの正論と願望に応えることできちゃうぞ。

Dサポートネットワークはこっち、こっち
http://d-support-network.net/




















Posted on 07:56 [edit]

category: 観戦レポート

Page top△

2011

05/23

Mon.

練習試合日本新薬戦(5.21) 

■練習試合
■5月21日、14:00
■田辺グラウンド
■天候 晴れ
■風 微風、顕著な影響なし
■結果 D40-7N

Dサポートネットワークにいらっしゃい
http://d-support-network.net/

同じ練習でも、
敵のプレッシャーを付けない練習と敵と対戦する練習試合では、
当然のことながら、その様相はまったく異なる。
自分たちが日常の部内練習や個人練習でで培ったことが、
敵の本気ディフェンスのプレッシャーを前にして再現できるのかどうか。

対戦で強弱を決めるラグビーは、非常に相対的なスポーツだと思っている。
よく「今年の同志社は強い」とか「弱い」という表現を目にするが、
この強い・弱いの評価は◯◯チームと対戦して、
さらにゲーム内容を分析した上で初めて得られる情報だが、
それにしてもその評価は、
「現時点で同志社は◯◯より強い」という限定的なものに過ぎない。

ネットの世間話として、
「同志社は◯◯に勝って、◯◯は●●に勝ったから、同志社は●●よりも強い」
という論法もよく目にするが、その傾向があることは否定できないにせよ、
また、その世間話を楽しまれる人々を否定するつもりもないが、
「そんな机上話で盛り上がるなら、ゲームを楽しもうよ」、
そうオイラは思ってしまう。
なぜなら、たとえば同志社-日本新薬の勝敗を机上予想するよりも、
実際の同志社-日本新薬戦で起きる数多くの事象から、
各選手個人やチームの成長の跡を自分の目や仲間の目で拾い上げ、
彼らの努力を喜び、今後の成長の可能性を垣間見るほうが、
ず~とず~と現実的な楽しみであるからだ。


同志社-日本新薬戦。
前半15分過ぎ辺りまでのこの試合は、
正に両者間の相対的な強弱を測り合うための時間帯だったように思う。
そこまでの自分のメモを見ると、
「パスワーク悪、FW動き良、7強(若江君)、6ナイスファイト(神崎君)、
FW忠実なプレー」と書いてある。

前半11分(公式記録)、日本新薬のゴール前ライン攻撃で、
同志社ディフェンスが一か八かで飛び出してトライされた。
この個人の判断は、それも含めてチーム力だから否定されるものではない。
ただ、TRUSTの視点からはどうなんだろう。
試合後、よりチーム内の絆を深めるための、
選手間の議論のテーマとなりうるシーンだったかも知れない。

前半15分(公式記録)、今度は同志社が鮮やかなライン攻撃で応酬した。
ここでのメモはこうだ。
「6ラック、展開、深、浅パス、14(廣田君)ブレイク、
コース取り、ステップ良くトライ」
また付記として、深、浅パスの文字に下線を引いて、
「今年の練習そのまま」と書いてある。

この辺りからだ。
それまでは、初めての対戦相手と実際にカラダを当て合って、
相手のディフェンスの強さ、スピードを体感し、
そのプレッシャーの下で攻撃を仕掛けるもののパスミスが続いていた。
ところが、その間に得られた情報をもとに調整したのだろう、
それまで続いたパスミスが改善された。
で、それからの同志社は危な気がなかったように思う。

前半のトライ数はD3本-N1本。
後半はトライ数はD3本-N0本。

後半30分のメモでは、
「同志社、ゲームをコントロールし始めて」とある。
それまでの時間帯でもそうであったが、
日本新薬レベルのディフェンス力のプレッシャーを前に、
この日の同志社メンバーは「練習通り」のプレーが数多くでき、
さらに後半30分には、同志社が完全にこのゲームを支配した。
そう感じ取っての感想である。
いわゆる「完勝」だ。



まったくの余談だが、同志社ファンは選手のミスに対して手厳しい。
本当に手厳しい。
確かに何事においても、ミスに甘いのはいかがなものかと思うが、
起きたミスについて「アカン」だけの評価もいかがなものかと思ってしまう。
プレーに対するネガティブな評価は嫌われ役のコーチにお任せして、
ファンは好いプレー、派手な、地味な好いプレーに目を凝らして、
ボールを前へ運ぶ過程、敵のプレーを寸断する過程を、
選手や応援学生たちの気持ちと一体になって、
共に楽しめばええんでネスカ。

そういう意味で私の敬愛する友人たちを紹介する。
FL岩崎大輔君が後半出場したが、彼らはそのことを本当に喜んでいた。
東山出身の彼を1回生から温かい目で見続け、
ポジションがSOからFLに変わった苦労を想像し、
66Kgだった体重を80Kgにまで持って来た努力に敬意を払っているのだ。

今年のチームは、監督の思想に従ってラグビーを楽しむはずだ。
だったら、ファンだって彼らと一体に楽しめばいいのではないか。
101年目の同志社ラグビーのあるべき姿は、
ファンの過去の記憶の中にあるのではない。
101年目の監督の思想の中、そして、
その思想を学生たちが現実化する、田辺のグラウンドにあるのだ。


そうそう、これまた余談だが、
もうひとつ試合中強く思ったことがある。
それは出場する上回生が京産戦でも日本新薬戦でも、
このレベルでは当たり負けしていないことだ。
それが関東強豪や天理と相対して、優れているか劣っているかは分からない。
しかし間違いなく、このことは言えると思わないか。

昨季まで、残念ながらラグビーとして結実、花開いたわけではなかったが、
上回生たちは、以前の指導陣の下で築いたカラダと技術も資本の一部にして、
101年目の同志社ラグビーを結実させるために闘っているのである。

Dサポートネットワークはこっち、こっち
http://d-support-network.net/















Posted on 21:39 [edit]

category: 観戦レポート

Page top△

2011

05/23

Mon.

練習試合大阪ガス戦(5.21) 

■練習試合
■5月21日、12:15
■田辺グラウンド
■天候 晴れ
■風 微風、顕著な影響なし
■結果 D47-39O.G

Dサポートネットワークにいらっしゃい
http://d-support-network.net/

同志社は1回生中心のチーム。
前半25分ころまでは社会人のパワーに押されて、
ラックでターンオーバーされたり、
ノットリリースの反則でターンオーバーされたりで、
トライ数はD0本-4本O.G。

この辺りだったかな。
「大阪ガスと日本新薬じゃ去年の成績、大阪ガスの方が上。
てことは、今日の試合、第1試合と第2試合、
同志社側のメンバー、逆でねえのけ」
てな言葉が観客席のどこかから湧いて来て、
「(もしそれがホントなら)んだべ」とオイラも同調してた。

ところがだ。
前半25分。
確か、大ガスのパスミスを同志社がゲット、んで尾崎君がキックした。
相手ゴール前に転がるボール。
当然、大ガスのディフェンダー、同志社のバックスが追ったわけだが、
このときの光景は、その後のゲームの流れを予感させるものだった。
だってね。
大ガスで追うのはBK1人、同志社で追うのはBK4人。
で、アッという間に同志社BK4人が抜き去って初トライしたんだもの。
(公式記録は、公式HPでどうぞ)

DSNで自称記者をやり始めてから、ノートを付けている。
そんときのオイラのメモがこれ。
「BKの走力は上、球さえ供給できれば得点力はある」

この辺りから30分過ぎまで、同志社のライン攻撃が有効になり始めた。
また、大ガスの攻撃を走力で寸断し始めた。

ラグビーの大きな2つの要素。
ボールゲームの重要な要素である走力・スピード、
そして格闘技的要素である接点のパワー・スピード。

この試合においては、
当初大ガスの接点パワー・スピードがゲームを試合し、
前半30分辺りからは同志社の走力・スピードが徐々にゲームを支配し始めた。
同志社の方は、おそらく最初から最後までパフォーマンスが変わっていない。
一方、大ガスの方は前半30分過ぎ辺りからの時間帯を分水嶺として、
パフォーマンスが落ちたように感じられる。
要するにお互いの接近した総合力関係の中で、
最初通用しなかった同志社の攻撃力・守備力が、
大ガスのパフォーマンスが落ちることによって通用し始めたということだ。

だから、敢えて勝因を挙げるなら、
前半30分で「社会人には通用しないかも」と思わされる状況下でも、
自分たちのやるべき事、拠り所を見失わず、
分水嶺に気づき、勝機を感じ取り、しかもそれをモノにした、
1回生を中心とするメンバーの精神力と観察力にある。
ただし、観察力についてはコーチ陣のファインプレーもあるのかな。


後半は、同志社が走力で優るトライで先行し、
トライ後の大ガスのリスタートキックを同志社が自陣から展開する、
そんなパターンの繰り返しで時間が過ぎて行った。
この「同志社トライ→大ガスリスタート」の1セットにおいては、
大ガスが同志社の展開を同志社陣で止めればトライの応酬、
同志社が自陣抜け出しに成功した場合は連続トライとなった。
で、結果は後半トライ数、D5本-2本O.G。
最終的には試合を通して、D7本-7本O.G。
決まったゴールの差が得点差となり、勝敗を決定した。

なお、この練習試合は、
「スクラムをノーコンテスト」の取り決めで大阪ガスにお付き合いいただいた。
もし通常ルールであれば、同志社に勝機があったかどうか。
おそらく間違いなく、それは無かったのではないか。
そういう意味では練習試合の意義という面で、
大阪ガスのメリットは薄かったかも知れず、
お付き合いいただいたことに感謝しなければならない。
有難うございました。


野口雄大君。
私ごとで何ですが、
奥様のいとこがあなたの出身校の院長さんをされちょりまして、
オイラ、スタッフ含めて部員全員応援してますけど、
あなたにはちょっち、赤色付けて陰ながら応援してま~す♪
大阪ガス戦。
最後まで愚直に真面目に走ってましたね。
メッチャ、嬉しかったよ~ん。

Dサポートネットワークはこっち、こっち
http://d-support-network.net/










Posted on 13:22 [edit]

category: 観戦レポート

Page top△

2011

05/09

Mon.

2011 同志社ラグビー祭 

■同志社ラグビー祭
■5月5日、午後
■田辺グラウンド
■天候 晴れ
■風: 影響なし
■結果: D43-21K

Dサポートネットワークにいらっしゃい
http://d-support-network.net/


TRUST
2011年度、西田主将を中心に学生たちがその一年間を闘う。
闘いには合計たった10時間程度の公式戦で闘う他大学との闘いと
試合出場を懸けたチー内でのポジション争いの長い闘い、
さらに「自分」という永遠に未熟な存在と向き合う辛く厳しい闘いがあるが、
そのすべての闘いの原点となるのが、このスローガンだ。

洒落たデザインにリニューアルされた公式サイトのHP。
そこでつい先日、このスローガンが踊っているのを拝見したのだが、
ある自分の記憶、体験があったことから、このTRUSTからは、
単なる年間標語にとどまらず「なるへそ」と得心できる、
つまり手応えのようなものを感じることができた。

昨年の神戸での関学戦のあと。
この試合、私は仕事で観戦が叶わなかったものの、
ファン有志の方々のお計らいで、
「同志社ラグビーを語る会」に参加させていただく幸運を与えていただいた。
そこに複数の部OBの方々に混じって、
監督を決意される以前の宮本さんがおられたのである。

差し支えないことと思われるので、
私にとって印象的だった2つのご発言を紹介する。
1つは、当時のチームの戦い方へのファンからの疑問に応えられた際のものだ。
それまでの宮本さんファンとのやりとりを総合すると、
次のような感じだったと記憶している。

宮本さん: 「ラグビーは人数の算数のゲームなのに、
ディフェンスが相手のボールキャリアー周辺に寄って、人数的に足りなくなる」
ファン: 「それは同志社の個々の筋力、鍛え方に問題があるからではないか」
それに対する宮本さんの返答は明快で、こうだった。
「いや、違うと思います。お互いに信頼関係が無いからだと思います」

2つ目は、トニー・ブラウンについてご考えを語られた際のものだ。
少し記憶が曖昧だが紹介する。

「トニー・ブラウンは確かに素晴らしい選手だと思います。
ただ、三洋が勝てたのはトニー・ブラウン特別に凄い選手で、
彼がたとえば常時数人分の働きをしたからというわけではないんです。
あのときの三洋が素晴らしかったのは、
他のメンバー全員がきっちり自分の責任を果たしたからなんですね。
だから、トニー・ブラウンが「ここぞ」の場面で、
印象的な凄いプレーができたんです。
全員が自分の責任を果たす。
この信頼関係があったから三洋は勝てたんです」

TRUSTのスローガンをどなたが考えられたか存じ上げない。
ここ数年同志社が苦しんで模索しても結果として得られなかったもの、
そしてそれが構築できなければ好成績を残せるはずがないもの、
そのものズバリを要求した、実に良いスローガンだと思う。

もちろん、ファンの妄想であることが前置きだが、
今年の練習風景、練習の雰囲気は確かに変わった。
総じて皆さん「明るくなった」と評されるが、そのとおりだ。
ただ、監督のキャラクターの違いだけに、
その理由のすべてを求める方がおられるとしたら、
「そんな単純な話ではない」という意味で、それは間違いだろう。
「ラグビー部の監督をすることの大変さ」の様々な意味から拝察して、
それは前監督にも、新監督にも失礼な話である。

輪島記者に甘えてしまって、今年練習は数度しか拝見していない。
ただその数度の練習でも、ここ数年の練習との違いがよく分かる。

ここ数年の練習は、個々のコンタクト力の強化に主眼を置いたものだった。
ラグビーゲームの要素を細分し、各パーツの強化を計った上で、
それらを夏合宿以降に一着のラグビーとして縫い上げ、完成する。
そんな感じだったろうか。
チーム作りの手法の問題なので、考え方に当然のことながら間違いはない。
ただ「秋に仕上がるスーツ」のイメージを全学生がきちんと把握していないと、
各パーツの磨き上げ作業は先が見えないだけに退屈で、
モチベーション維持が難しかったかも知れない。

今年の場合は手順が逆転して、
まずラグビーゲームの理解と共有から入っているような気がする。
15人としての動き方を春の間にしっかり学生のイメージに叩き込んで、
同志社にラグビーの楽しさを取り戻すことから始めておられるようだ。
だから、練習の雰囲気が明るいのだろう。
モチベーション維持が大きな課題となる学生、
特に同志社の学生にとっては良い手法だと思う。

しかし、明るいだけでは太田主将時のようなチーム作りの遅れがきっと出る。
その点、宮本監督のスケジュールに迂闊さは無いだろう。
おそらく彼のイメージおいては、今後徐々に負荷を高くして、
グラウンドに立つ15人ひとりひとり全員がTRUSTを守り抜ける、
そんなチームの構築を目指しておられるにちがいない。
それが、成功するかしないかのポイントは、
その負荷を学生が自分の目標として受け容れられるかどうかに懸かっている。
その負荷が「監督が根拠なく要求してくるもの」ではなく、
「国立で勝利するチームが、対戦相手に要求しているもの」として、
率直、素直に理解できるかどうかだ。

また同時に、そこが秋に天理と闘うメンバーとして、
チーム内で生き残れるかどうかの分かれ道になるに違いない。
そして天理に勝つには、そんな生き残りメンバーが最低限15人が必要で、
もし一人でも欠けるようなら、天理のような相手にはそこから崩れ崩され、
チームはTRUSTを構築できず、昨年のような軌道を描く。

TRUSTが単なる標語ではない意味は、そこにある。



京産戦。
前半、同志社にはTRUSTがあり、
特にディフェンスのTRUSTは素晴らしかったと思う。
sigunian記者の動画から、
今年の京産がボールを動かしてくることは分かっていたが、
関学に対して通用していた攻撃が、同志社には通用しなかった。
ほとんどすべてのボールキャリアーに対して、
同志社のディフェンスがいわゆる「ダブルタックル」と言うのだろうか、
2人でコースを押さえていたからだ。

後半ははっきり言って、「お疲れさん」の40分だったろうと思う。
いや、前半の後半くらいから徐々に「お疲れさん」は始まっていたかな。
それでも、執拗な京産の攻撃を粘り強く止め続けていたが、
さすがに後半は厳しかったのだろう。
走力が相手より劣るために「ダブルタックル」が姿を消し、
最後は効果的なタックルさえ行けなくなっていた。

多くの人にとっては不評だったに違いないこの後半。
実は私は今年、この現象にも好印象を持っている。

京産レベル相手での筋持久力不足、フィットネス不足が、
この試合から貴重な情報として得られたわけだが、
これらの課題は、今後負荷のレベルを上げて訓練し、
その訓練に多くの学生が応えられれば、かならず向上する。

個人やチームのレベルアップに必要な情報やデータは、
貴重な試合時間を前半0分から全力でプレーすることでしか得られない。
予定調和的になんとなく試合をして、なんとなくの結果を得ても、
得られる情報量が「なんとなくなもの」を超えることは有り得ないだろう。
ということは、ステップアップの度合いが小幅なものとならざるを得ないのだ。

そういう意味で、京産戦の後半は、
グラウンド奥の石垣の上で爽やかな風を受けながら、
夏風邪が体内にこもった怠さを感じながら、
手を這う異常なデカさの蟻をシッシ!とやりながら、
「おそらく監督の思惑通り、想定内でええ感じやん」
そう思いながら拝見していた。

しかし、これがシーズン終了時でも振り返って、
やはり「春からええ感じだった」と言えるのかどうか。
それはすべて、最後は学生たちの精神力が決定することだと思っている。

Dサポートネットワークはこっち、こっち
http://d-support-network.net/

Posted on 15:54 [edit]

category: 観戦レポート

Page top△

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。